たたかうあるみさんのブログMKⅡ

み~んなそろって、闘争勝利!でもやっぱりメットは、白でしょ⁉ということにしておこう。

容量がいっぱいになった「たたかうあるみさんのブログ」を移動して、2020年7月に新たに開設した、共産趣味鉄道ヲタブログ⁉…旅行、萌え系ネタ⁉もあります。

2022年12月

映画「南京!南京!」を見た

 昨日、府内某所にて「梅田解放区」忘年会とやらを行ったのだが、そこでのイベントとして映画「南京!南京!」の上映会を行った。今年の9月25日に、ドーンセンターで上映会が行われたのであるが、そこの関係者の方が持ち込んで企画したものらしい。
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 2009年に陸川(ルー・チューアン)監督が撮影した、南京大虐殺を題材にした映画。中国で賛否両論はあれど大ヒットしたが、日本では公開されておらず、こうやって上映会の形でイベントとして視ることが出来るものだ。(概要)
 モノクロで撮影された映画が、長々と続く(133分)中国軍の兵士の視点、侵略してきた日本軍の視点、混乱に陥った南京市内の「国際安全区」を運営するラーベらの視点…いろいろ俯瞰的に描かれているのだが、もう救いようのない、絶望ばっかりのシーンでいっぱいだった。
 セリフも分からないし(字幕のみ)誰がどう”活躍”しているのか見えにくいのであるが、南京陥落前に中国軍が激しく抵抗していること、”捕虜”がまとめて殺されたり、散発的に殺されたり、あるいは運よく”助け出せれて”生き延びたり…
 そして日本兵が女性をレイプする…南京で起こった戦時性暴力について、この作品はかなりしっかりと描いている。安全区にも日本兵が現れる…阿鼻叫喚!やがて日本軍は安全区内から、女性を100人差し出せと要求する。恐る恐る手を挙げ”志願”する女性たち…やがて慰安所が開設され、そこで延々と日本兵の相手をさせられるシーンも出てくる。三週間限りという約束であったが、中には耐えられず死体となって慰安所を出てくる女性たち…白い体が荷車に載せられ、いずこへと去ってゆく…
 ラーベにはドイツ本国への帰国命令が出る。ラーベの秘書は「トモダチ」日本軍に安全区の庇護を求めるが、それがかえって避難している元兵士を犠牲にすることに繋がる。そして秘書もまた処刑される。
 作中には「よい日本兵(下級将校か?)」も登場する。捕虜を助けたり、見逃したりする”純粋な“青年だ。中国の娼婦(日本軍慰安婦ではない)にやさしくしてもらい、日本から来た慰問袋をプレゼントしたりして”思いやり”を見せるが、そんなやさしさが何になろうか!おそらく彼は慰安所には行かなかっただろうが、そばで進んでいる虐殺や強姦を止めることには少しも役に立っていない…それぐらいむなしく、救いようのない立ち位置なのだ。(陸川監督はあえてこういった良心的日本兵を入れて効果を出したわけだが、それがかえって中国で非難される元になったようだ。また日本人が南京大虐殺をテーマに作品をつくって、このような「良心的日本兵」の描写を入れることは、日本軍の悪行についての開き直り…良い日本兵もいた…ととられることになる)
 安全区内に避難していたが日本軍につかまった中国兵は、やがて子どもとともに釈放される。銃声がして(良心的)日本兵が倒れている…おそらく、凄惨な虐殺の現場に居続けたことに耐えきれなくなったのだろう。やがて子どもと中国兵は自由になったことを喜び、タンポポの綿毛を吹いて遊ぶシーンで、ようやく”救い”がやってきた。

 長かった映画の感想を述べあう…やはり「良心的日本兵」の扱いについて意見が出たりもする…いかに個人の“善意””善行”がむなしく、無力なものなのか…侵略戦争が起こり、差別排外主義の下、敵ならば皆殺せ!となる前に、戦争を止めなければならない。
 この映画はやはり、多くの日本人が見るべき映画である。上映会では、大阪の南部で上映会を企画してくれる人が欲しいというような意見も出た。また映像は衝撃的な場面も多いから、観た人の中にはトラウマとかの障害が起こるのではということも懸念する声も上がった。

 今年の終りにいい経験をさせてもらった…沖縄を再び戦場にしてはならないのと同時に、再び他の国に攻め込み、そこに住む人を苦しめ、虐殺・強姦するようなことがあってはならないと誓おう!

なぜ岸田政権は不人気政策を強行するのか?

 さて、岸田政権の支持率は毎日新聞が12月17、18日に調査したものによれば25%、日経新聞とテレビ東京が共同で23~25日に行ったものでは35%と、いずれも政権発足以降最低なんだそうな。閣僚は統一協会問題や政治資金の問題などで次々と辞任、さらには秋葉賢也復興大臣の更迭、杉田水脈総務政務官の交代(事実上の更迭だが、この人は差別発言だけでなく「歴史戦」歴史修正主義を拡大する、公人としてふさわしくない人物なので、議員を辞めることが必要だ!)など、岸田自らの任命責任が問われ、かつ内閣総辞職ものである。「聞く力」をアピールして聞く耳もたず、政権発足時に掲げた「新しい資本主義」は、本来は新自由主義を見直して分配に力を入れるばきなのにかなわず、「賃金が上がらないから、投資へ!」などとぶち上げる始末であれば無理もない。また岸田には安倍のようなカリスマ性(とんでもないものであったが)がないというのも支持率が上がらない理由の一つだろう。
 だが岸田政権は安保関連3文書見直しを閣議決定し「敵基地攻撃能力」という先制攻撃能力を持つこと、そのための軍拡と大増税を行うことを明らかにした。また福島原発以降、今すぐ「脱原発」は出来なくても、なんやかんやで原発は縮小していこう、建設後40年を超える原発は閉鎖しましょうという方針を180度転換し、40年を越えて60年まで原発を動かす、新増設やリプレースも行うなど原発回帰に動き出すなど、あえて不人気になるような政策を推し進めようとしている。特に「増税」は、どんな政権であっても避けたがるものだ。安倍政権が2回の消費税増税に踏み切っているのは、増税を決定したのが前民主党政権時であったからだ。(ただ「反撃能力を持つ」などの軍拡路線そのものは、世論調査ではむしろ支持されたりしているが)なぜ、そんなことが出来るのか?

 白井聡風にいえば「アメリカに言われた政策を粛々とやるだけ」ということになるが、むしろ不人気であっても、不支持であっても、世論などどこ吹く風で強行突破すれば、民衆はあきらめるものだ…というところから、岸田政権は「支持率が上がらなくても不人気政策を強行する」特異な政策を続けているのではないだろうか?
 もちろん「強行突破すれば、いずれ民衆はあきらめる」というのは、安倍政権時代からずっと続いていることだ。共謀罪、安保法制、モリカケサクラなど、安倍はず~っとそうやって選挙を生き延び、長期政権を維持してきた。野党への支持率が、自民党のそれの半分以下しかないということもあいまって、この「2012年体制」が出来ているのである。

 「2012年体制」とは中野晃一氏が言い出し、現在は白井聡氏が広めているような、安倍1強下で再編された自民党政治体制のことであるが、岸田政権のやり方を見ていると支持率や世論調査の結果などどうでもいい、選挙の洗礼は形だけの体制になりつつあるのではないか?安倍の「無責任体質」がより悪化した体制、それが岸田政権ではないか?そうすると、選挙で岸田政権を打倒すること自体、無理ではないだろうか?

 そうすると、選挙より、占拠!議会外での革命的行動こそが、今求められるのではとも思う。

投票率65%プロジェクトにカンパを!

 今月11日、私は参加していないのだが夢洲カジノを止める府知事と市町村議員をつくろうということで、夢洲カジノを止める会
カジノを止める投票促進運動 NEXT  OSAKA 未来創造プロジェクト 
を発足させたのだが…その中には来る統一地方選挙で投票率を上げて、カジノに反対する議員・首長を選挙で当選させ、維新の議員・首長を落とそう!という
「統一地方選挙を私たちの住民投票に」投票率65%プロジェクト
という運動が紹介されている。

 夢洲でのカジノ・IR計画を選挙の争点として、みんなの関心を盛り上げ、投票率を上げてカジノ・IR計画を葬り去ろうという壮大な計画だ!
 もちろん、単に投票率を上げるだけではダメで、正しい情報の元で、選挙に臨んでもらわないとイケナイ…ということで、大阪府の全戸ビラまき計画なんかが企画されている!

 凄いぞ!

 だが、全戸ビラ撒きするにも、ビラ作成のお金は必要だ!

 ということで、カンパ要請があるわけだが…クラウドファンディングのページもあるぞ!
「2023年統一地方選挙を私たちの住民投票に」投票率65%プロジェクト
 とりあえず目標金額は100万円ということらしいが…

 府内300万世帯へのチラシ印刷代750万円

 てなことが書いてある…100万円じゃ、全然足りないじゃん!

 実は、昨日24日に行われた梅田解放区において、この運動の宣伝も行われた…カジノの是非を問う住民投票条例制定の運動や、署名が21万筆集まったこと、その署名がたった半日の”審議”で否決されたくやしさを訴えたあとで、どうやってカジノ・IRを止めるかということであった。
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 署名してくれた21万人が100円出してくれるだけで、2,100万円ものおカネが集まるのだ!
 千円出してくれれば、2億円だぜ‼

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 ということで、皆さま…カジノ・IRを止め、維新政治を終わらせるためのカンパ・クラウドファンディングへのご協力をよろしくお願いします!

おまけ…この統一地方選挙での投票率を65%に上げよう!プロジェクトに協力・コラボするような形で、梅田解放区は来年1月7日から統一地方選挙終了まで、毎週土曜日17:30~19:00 ヘップファイブ前で行うことになりましたから、よろしくね!


対米従属国体と貧困ほったらかし体制は関連するのか?

 岸田政権は安保関連3文書改定を閣議決定し、専守防衛をかなぐり捨てて軍備拡大に邁進する…そのための防衛費増大と増税路線まっしぐらだが、そんな中で先週行われた統一地方選挙勝利・岸田退陣拓く討論集会である。白井聡さんはいつものとおり、対米従属「国体」体制について述べられ、岸田軍拡はもちろん、アメリカに言われたからやるんだ!というものなのだそうな。福祉や教育に必要な予算について、いくら民衆が要求しても何もしない岸田政権が、アメリカに言われたからと軍拡のための予算を増税も含めてあれこれ検討するのは何なのだ!というお話でもあった。
 もう一方の雨宮処凛さんのお話しは、コロナ禍でますます深刻化する貧困の問題だ。配布された資料には定期的に掲載されている「マガジン9」の第618回:防衛増税の裏で起きていることがコピーされている。今や失業等で住まいを失うということがあたりまえに起こり、ホームレスになれば、昔はブルーシートのテントで暮らしたが、今はネットカフェで泊まり歩くようになること(公園からブルーシートテントが消えたといわれているが、こうした事情もあるようだ)リーマンショックの「年越し派遣村」はまだまだ中高年の男性が主体であったが、今は女性の非正規労働者が多く相談に訪れていること、東京で住居のない人が生活保護を受けた場合、1カ月ぐらいビジネスホテルに泊まることができ、アパートや仕事を探して再出発が出来たのであるが、厚生労働省の通達でそのホテル利用がやりにくくなり(「旅行支援」政策によってホテルが埋まり、値段が高騰していることもあるようだ)以前のように無料低額宿泊所(貧困ビジネス)に追いやられているなどの話があった。
 白井聡さんが言う「対米従属国体」論はあまりにも話が大きすぎるので、これでどーやって統一地方選挙を闘うのか?という話もあるが、白井さんは雨宮さんの話を受けて、自民党政権は貧困層に冷たいが、中間層にも冷たい…民主党政権時にあった「子ども手当て」は非常に助かったが、自民党政権で亡くなった。自民党の「少子化対策」は中途半端で、その結果が出生数80万人切りだと述べられた。まぁ、こういった「人にカネを出さない」「貧困ほったらかし」体制(これも日本全国で考えれば大きな話だが)の批判が、統一地方選挙の争点になるのであろう。
 
 それにしても…だ。
 「対米従属国体」を続け、アメリカの言うがままに武器を爆買いし、対中国で先頭に立って闘う”傭兵””奴隷”のような立場に立ち続けることと、貧困をほったらかしにしつづけることが、なぜ並立しているのだろうか?二つの問題は、全く別々の問題なのに…
 対米従属を続けた上で、一人ひとりに「豊かな分配」を行うことも可能であろう…とてもリッチな、アメリカの傭兵・奴隷というのもアリではないか?
 もちろん、資本主義が行き詰っているので、分配なんぞできない!(あるいは分配すると資本主義がぶっ壊れてしまう!)というのが本質だ。対米従属でない国々でも、おそらく格差は広がり、貧困は深刻化しているだろう。
 「対米従属国体」と「貧困ほったらかし体制」の関連性(あるいはまったく別々のものが、たまたま現自民党政治の中枢を占めているだけ?)ということについて、お二人には会場の皆さまからの意見も頂きながらじっくり討論してほしいものであるが、これもまた大きな話になるので「統一地方選挙勝利」には向かないなぁ~

 ということを考えながら、集会は第二部へ。茨木市市議の山下けいきさんが司会をする予定であったが、所用で来られず元門真市議の戸田ひさよしさんが司会を務めた。大石あきこ衆議院議員の国会報告ビデオは分かりやすい。木村真豊中市議の維新批判や、丸尾牧兵庫県議の、兵庫県知事選挙、尼崎市長選挙の分析、大椿ゆうこ社民党副党首のアピールの後、立候補予定者アピールということで「れいわ新選組」の候補者ばかり5人が壇上に登りアピール…前回の国葬反対緊急シンポジウムと同じ展開となった。もっとも、白井聡さんは立憲民主党は全く信用しておらず、れいわ新選組に期待しているとのことなので、これはこれでよいのだろう…ということにしておこう。

宮古島ブルーインパルス反対闘争(現地集会&デモ編)

 よーやく宮古島ブルーインパルス反対闘争の当日編が書ける…
 当初は、10時に宮古市役所の駐車場集合…ということであったのだが、急遽空港の駐車場に車を置いて、空港隣の空き地?で抗議行動を行うということに…
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 こんな感じのところ…

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 ここらへんが、集会の中心となる。

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 すぐ横には、ブルーインパルス6機が駐機中である。尾翼のところに1,2,3,4…と数字が書いてあるんだね。

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 辺野古に基地を絶対つくらせない大阪行動で使っている横断幕。

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 10時になったので、清水早子さんの司会で集会が始まる。

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 参議院議員の伊波洋一さん、高良鉄美さんが来てあいさつ。

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 ミサイル基地いらない宮古島住民連絡会の仲里成繁さん。

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 日本全国、北海道から九州まで様々な団体が来ているのを、来たから順番に紹介。

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 空港のブルーインパルスに向かってコールを叩きつける…「宮古空港の軍事利用を許さないぞ!」「屋良覚書を守れ!」「宮古島市民は闘うぞ!」

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 全港湾大阪支部から…全港湾はその他、北海道からの1名が参加しているとのこと。港にミサイル弾体などが「上陸」しようとする時、止めるのは港湾労働者の闘いなのである。
 そのうち自衛隊関係者が空港内に現れて、整備なんかを始め、11時半ごろからエンジンをふかし始める。
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 練習機とはいえ、もの凄い音だ!

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 再び抗議の声を叩きつける!
 それでもブルーインパルスは、滑走路に向かっていき、やがて6時とも飛び立ってしまった。天候が不安定だったのでどうなるかは分からなかったのであるが、報道によればその日展示飛行を行ったとのことである。
 空港横での抗議行動終了後、空港の駐車場から車を市役所に移動させて…

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 市役所から市街地に向けて、デモでありますっ!なお、宮古島市役所は去年の1月4日にオープンしたばかりで、空港の隣のゆったり、ひろびろとした庁舎である。級の市役所は市街地の中にあり、デモはそこまで行くことになっている。

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 ここのところの宮古島の天気は変化が激しく、照ったり降ったりを繰り返している…風も強く、横断幕やのぼりを持つのは一苦労。

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 宮古島でのデモは、基本2列縦隊…交差点付近では歩道に戻る。警官の数は少ない。
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 主要な道路も、こんな感じ。紫色は路線バスである。

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 なんだかんだで、旧宮古島市役所前に到着。

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 辺野古の島袋文子オバーは、もう帰らないとイケナイので早々とあいさつ。

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 デモの途中から参加した、衆議院議員、赤嶺政賢さんと、

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 元参議院議員の、糸数慶子さんがあいさつ。

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 こんな感じで、人が集まっています…参加人数は130名だそうな。

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 抗議行動の場で紹介しきれなかった、「辺野古に基地を絶対つくらせない大阪行動」の皆さま。

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 岩国基地で闘う、アジア共同行動の皆さま

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 最後は、日本山妙法寺の平和行進をされた方のあいさつ。

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 集会は4時前に終了…最後にコールを行ってしめとなった。
 なお、新市役所においている車は、別途路線バスに乗って取りにいくことになる。すぐ前にバス停があって、そこからの運賃は140円であった。
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あるみさんとは

あるみさん

左翼、時々テツ!ちょっぴり萌え系…白系共産趣味ブログであったが、どうも本人のスピリットは赤か黒らしい。闘争・集会ネタが主。主戦場は沖縄・辺野古。
 もとネタは、鉄道むすめのメットキャラ「金沢あるみ」さん。フィギュアを手に入れ、メットを白く塗ったりして遊んでいた。「あるみさん」つながりで「すのこタン。」も要チェック!
 「侵略!イカ娘」からはまったのは「ガールズ&パンツァー」…梅田解放区の隠れ「ガルパンおじさん」でもあるが、今は「はたらく細胞」の「血小板ちゃん」にハマり(おいおい)人間が朝の6時に起きれるか!という謎のコンセプトで生きている。

メールは、nishihansenあっとyahoo.co.jpまで(あっとを@に変更して下さい)
ではでは(^^)

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