たたかうあるみさんのブログMKⅡ

み~んなそろって、闘争勝利!でもやっぱりメットは、白でしょ⁉ということにしておこう。

容量がいっぱいになった「たたかうあるみさんのブログ」を移動して、2020年7月に新たに開設した、共産趣味鉄道ヲタブログ⁉…旅行、萌え系ネタ⁉もあります。

2022年08月

玉城デニー知事はだれ一人取り残さない多様性を掲げて闘う!

 日曜日に行われた玉城デニー知事支援大阪集会において、私は、玉城デニー知事の「誰ひとり取り残さない」政治、玉城知事の出自にもかかわる多様性を掲げて、堂々と選挙を闘おう!と述べた…と書いたが、どうゆうことを言ったのか、何を言わんとしているのか…この日の発言については何か「原稿」をあらかじめ書いていたわけでもないので、しゃべったことを大きくふくらまして書いてみるね。

 「STOP!辺野古新基地建設!大阪アクション」が8月21日に実施した集会の中で、翁長知事は「イデオロギーよりアイデンティティー」という言葉を掲げたが、玉城デニー知事は「だれ一人取り残さない」を掲げている…これは玉城デニー千路の出自も大きく関係している「多様性」の尊重ということでもある。子どもの貧困対策、教育や医療、女性の問題、外国人、LGBT…こういったところに地道におカネを使おうということだが、こういった”リベラル”な政策は、確かに”見栄え”のするものではありません。相手陣営は「(基地建設に協力して)国からお金を引っ張ってきます!」「それで”鉄軌道”の導入をします!」「ディズニーランド、USJ(のようなもの)を作ります」という見栄えのいい「経済政策」を掲げてきます。確かに経済政策は大切です。だが保守の言う経済政策と同じ土俵で闘っても、相手には勝てません。相手は国からおカネを引っ張ってくる、そういったことの”プロ”なんですから「リベラル」が見様見真似でマネしても絶対にかないません。
 そうではなくて、これまでの自民党的な、あるいは維新のような「万博」「カジノ」を作ってなんとかするような経済政策は、間違っていたと言いましょう!一部の企業や豊かな人にのみおカネが流れて、”トリクルダウン”なんて起きなかった、アベノミクスがまさにそうじゃないですか。あれで誰が豊かになりましたか?だからこそ、貧困対策や教育、医療などの地道なところにおカネを使うのです。
 ”多様性”などと言ったリベラルな言説を表に出せば負ける、あるいは票にならない…と言う人もいます。先だっての参議院選挙でもそうでした。本当にそうでしょうか?
 経済的合理性の話をすれば、多様性を認めたほうが経済は発展します。女性や障害者、外国人が差別され、排除されている中、彼らの労働力を充分引き出せるでしょうか?いろんな人が共存しているからこそ、新しいアイデアや”商売のネタ”も生まれ、経済も活性化していくのです。「統一協会」とつながって、何が「多様性」でしょうか?
 しかし、それだけではありません。人は必ず経済以外のところ、おカネにならない理念もちゃんと見ているし、大切にしようとするものなのです。皆さん、2年前の6月「検察庁法改悪を許さない」運動が盛り上がり、法改悪を阻止しました。コロナの緊急事態宣言で大規模な自粛政策が解除された後、多くの人が経済対策、生活保障、現金給付を求めていた時に、自身には1文の得にもならない運動が盛り上がったのです。世の中捨てたもんじゃぁありません。
 だから玉城デニー知事とそれを応援する者は、堂々と「だれ一人取り残さない」「多様性」を掲げて選挙を闘えばいいのです。

ま、だいたいこういったところである。

ちなみに、玉城デニー知事オフィシャルサイト

また、2022年沖縄県知事選挙 玉城デニー知事第一声



これを「いいね」で評価することも、見てもらう人を増やすことにつながるので、支援になるそうだ。 ではでは…

玉城デニー知事支援大阪集会

 昨日28日夜、福島区民センターホールで行われた「沖縄知事選(8月25日告示、9月11日投開票)玉城デニー支援大阪集会」に参加してきた。
20220828 玉城デニー集会_0001
 主催は、大阪5区市民連合、辺野古派遣サポートおおさか基金等で構成される集会準備会である。資料代は500円。司会は、豊中市議の木村真さんである。立憲民主党大阪府連副代表、萩原仁さん、日本共産党衆議院議員宮本たけしさん、社会民主党副党首大椿ゆうこさん、れいわ新選組衆議院議員大石あきこさんが、来賓としてあいさつされた。宮本たけしさんは、自民党が推す佐喜真淳氏は、統一協会とズブズブの関係であることを述べた。大石あきこさんは4年前の玉城デニー知事選挙応援に行って来たことが、大阪府職を辞めて政治家になろうとした原点であること、宜野湾市議選挙に立候補している「新選組」のプリティ宮城ちえさんの応援で沖縄に行って来たことなどを報告された。
 その後、リモートでオール沖縄会議、元名護市長の稲嶺進さんがリモートで20分ぐらい発言された。この間の経緯とかで、あまり面白いものではなかったのだが、終了時に会場から大きな拍手が巻き起こった。その後、玉城デニー知事のビデオメッセージが流され、こちらも大きな拍手で迎えられた。
 休憩の後、特別報告としてジャーナリストの西谷文和さんから、「戦場から見た憲法9条ーアフガン・ウクライナを取材して」が行われた。主に過去の関西テレビのニュースで流された映像を見るものであったが、アフガニスタンではペシャワール会の故中村哲さんの活動報告や、タリバン政権復活後の状況報告などであり、アフガニスタンは米国のちょうど裏側にあり、アフガンに派兵される米兵は必ず日本、沖縄で訓練を受ける…沖縄の基地がなければ、アフガンへの派兵はできなかった。2001年の9・11からアフガンでは90万人が戦争で殺されている、しかし貧しさや支援が行き届かないことで命を失っている子どもたちはそれ以上いる、タリバン政権になって、支援は減ったが”中抜き”をする連中が居なくなったため、病院なんかにちゃんと食料が届いていることが報告された。またウクライナの東部における攻防では、アメリカ製の武器とロシアの武器との闘いになっており、代理戦争の様相を示していると述べ、タリバンにせよゼレンスキーにせよ、100%白黒があるわけではないと述べられた。またロシアにおける反戦運動も紹介された。
 その後、労働組合、民主団体等からの連帯のあいさつということで、まず私が「STOP!辺野古新基地建設!大阪アクション」として、玉城デニー知事の「誰ひとり取り残さない」政治、玉城知事の出自にもかかわる多様性を掲げて、堂々と選挙を闘おう!と述べた。その後「南西諸島の自衛隊配備に反対する市民の会」から、憲法違反の自衛隊はいらない、鹿児島県馬毛島の自衛隊基地整備に反対し、実際に運動をやっているところに一歩でも近づくことが必要だと発言された。
 その他、全日建連帯労組近畿地方本部、西淀川平和委員会、関大校友連絡会、サンケン労組支援大阪市民の会からは、7月の労組勝利についての報告があった。立憲民主党元大阪市議 新里嘉孝さん、西淀川カジノ住民投票を求める会、日本共産党元市議 北山良三さん、そして最後に安倍の国葬に反対する泉南の会の方があいさつされた。
 日曜日の夜という集まりにくい時間帯で、会場には100名を超える市民が駆けつけ、カンパも8万8千円を超える金額があつまったそうだ。
 ではでは…
 

安倍晋三が地獄に落ちる判決が出る日

 安倍晋三が地獄に送られた日から、ちょうど四十九日である。
 日本の仏教的伝統によれば、死者は七日ごとに裁きを受け、四十九日目に地獄に行くか、極楽に行くかの判決がでるのだそうな。
 
 ということで、地獄の入り口でウロウロしていた安倍晋三は、本日、地獄の閻魔大王から正式な判決を受けて、地獄行きの片道切符をもらう手はずになっている。
 「不当判決だぁ~」とわめいても、無駄だからね!地獄の場合、ウソをついてもすぐばれる鏡がおいてあるそうだ…国会にも、欲しいぞ、その鏡。
 死は、万人に対し、公平に訪れ、死後の裁きも公平に行われる…「国葬」だなんて、生きている人間が死者を祀り上げても無駄である(七日ごとにきちんと”供養”して、判決をすこしでも緩くしてもらえるというような考えもあるようだが)
 死は平等!というのも、国葬反対の思想には充分である。
 
 地獄に行けば、自民党反動政治家としての大先輩、師匠でもあろう中曽根康弘が、待っているだろう…そこで安倍晋三は、地獄の責め苦を受けるだけでなく、下っ端として”パシリ”にコキ使われるのである!
 中曽根のパシリ、安倍!
 中曽根「おい、しんぞー、パン買ってこい!」
 安倍「ヘイヘイヘイ…」
 地獄にコンビニがあって、パンを売っているかどうかは定かではない…

 今日はたまたま、午後に市内に出かける用事があったので、その用事を済ませた後、仲間で安倍晋三地獄行き記念酒盛りを行った!
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 おまけ…その後、エルおおさかで開かれた、カジノを止めるための市民集会に酒飲んだ後参加してきたのである。

ではでは…

名護市世冨慶に抜ける道路で出る話

 夏のゾクゾクするお話第2弾!コロナ”野良感染者”状況でどこにも出かけられないため、大昔の心霊本を引っ張り出して、クソ暑い中ゾクゾクしようと考えた…出してきたのは「お化けの住所録」(平野威馬雄 二見書房サラブレッドブックス 1975年6月30日初版 1979年8月20日14版)という古いもの…ちなみに平野威馬雄氏とは、シャンソン歌手で料理研究家の平野レミ氏の父親で文学者、この本を書いたころに「お化けを守る会」なるものをつくって、心霊研究やUFOの研究もしていたという人。この本には、平野氏の息子さんのお嫁さんが若くして臨月で亡くなった方の霊が、四十九日の間様々な現象を表したことも記録されている。それはさておき、こんな本が私の本棚の奥にはゴロゴロと転がっているのだ⁉
 で、本書の282ページから、沖縄県の「幽霊の出る場所」が紹介されている…そこには…
沖縄県「名護ー辺野古」の明治山 深夜にここを自動車で通るとかならず会えるという女幽霊
 ひぇぇ~お、恐ろしいでゲソ!…引用しよう
 これは、現に今でも遭遇する者がたくさんいるし、アメリカ兵たちまで震えあがっている。
 場所は、沖縄の東海岸、辺野古(むかしは、久志村といっていた)から名護市世冨慶に抜ける道路の両側は、明治山と言う深い山になっていて、昼でも暗い所だが,、深夜ここを自動車で通るとかならず女の幽霊に出会う。
 去年のことだ…夏のさかりであった。—名護の合同タクシーが、名護から辺野古までの約束でアメリカ兵を乗せ、深夜、ここを通りかかった。すると、路傍に若い女が立っているのだ。いかにもタクシーでも待っているといったような風情であったが、運転手は客を乗せているので停車せず、ちょっとスピードをおとしただけで通りすぎた。
 ところが、乗っていたアメリカ兵が、「あの女性を、こんな寂しいところにおきざりにしてはかわいそうだ。ぼくはちっともかまわないから、同乗させてやろうじゃないか」と言うので、車をバックさせて、そこで乗せてやった。
 車は、闇のなかを走った。
 それで…運転手とアメリカ兵(助手席に乗っていた)が、ふと気が付くと、後部座席に確かに座っていた女が、いつのまにか姿を消していたのである。
 もしかしてドアが開いて転落したのではないかと、あわてて停車してドアを調べてみたが、これはちゃんと閉まっている。そして、座席の端に、女物の櫛が落ちていることが発見された。(中略)
 巡査は、「またー出ましたか?」と驚いていた。「これでもう、五、六回そのような訴えがあるのですよ」(以下略)

 なんでも幽霊が立っている場所の近くで人骨が出た…山で迷って亡くなった女性のものらしいが、しっかり”供養した”にもかかわらず、相変わらず出てくるということだ…ひぇぇ~

 この辺野古から名護市世冨慶に抜ける道路、国道329号線は、名護市街地から辺野古に向かうのに必ず通行する道路だ!確かに山のなんにもないところを通る、周囲はまさに”ブロッコリーの森”になってる。もっともこの幽霊譚からずいぶん経ち、道路も1992年に「名護横断道路」として改良されていて、昼間はとても幽霊なんぞ出そうな感じはしない、だが深夜になると…
 だがこのあたりを「明治山」と呼んでいたであろうか?辺野古、沖縄東海岸と、名護市の西海岸を隔てているのは、辺野古岳(331m)や久志岳(335m)石岳(233m)で、明治山なんてものはない…変だなぁと思って検索すると、石岳よりも南西側、沖縄自動車道を越えて県道71号にそったところに明治山(284m)というのがある。(ある人の登山記録)Googie マップでは「明治山登山口」というのが示される…なんじゃこりゃ、けっこういい加減な記録だなぁ。ちなみに県道71号も沖縄の西海岸と東海岸を横断する道路であるが、名護市街地から辺野古に向かうには遠回りとなっている。タクシーの記録が正確であれば、国道329号の旧道を通るのが普通で、明治山という地名が記録間違いなのだろう。
 とはいえ「名護市、明治山」で検索すると、mixi沖縄の怖い場所コミュの名護の明治山…なんてのが出てくる。
 明治山の途中に神社があってそこの向のバス停に出るという ある雨の日丑みつ時の時間に通ると雨に濡れた女の人がっている ある2組のカップルがそこを通っていると女の人が立っていて、車に乗ってる一人が乗せようと皆にはなしたが一人霊感が強い人が後にのっていて「停まるなそのまま行け」と言ったのだが、 皆は「何でよ可愛いそうやっし」と言って車を停めたのです。しかし、強い人は絶対窓を開けるなと言ってるうちに車内の中で言い争っていると女の人がまどを…トントン足皆は女の人の方を一斉に見ると外にいる女の人がそっと口を開き
「すいません…マドをほんの少し開けたら乗れますので…」と言ったという。それで皆は怖くなりその場をスグに離れたそうです…
 うわぁ~こんな話が残っている!これが2007年である。ちなみに明治山のふもとを通る国道71号を通るバスは、今はない。
 また、2013年ごろに作成された沖縄北部の心霊スポットには、明治山やこの道路における怪異については記載がない…その代わり「嵐山展望台」とか「名護の洋館」だとか「骸骨山」だとかの心霊スポットが掲載されている。また読谷村のチビチリガマも沖縄中部の心霊スポットということになっている。

以上、沖縄のゾクゾクするお話である。 

「復帰」50年と沖縄の自己決定権、新垣毅さん講演会

 本日、8/21大阪アクション8周年集会 軍事要塞化進む琉球列島 「復帰」50年と沖縄の自己決定権に参加…といっても「野良コロナ感染者」情況で隔離機関が終わらないため、Youtube配信を見るという形である。
 司会あいさつとともに、大阪アクションのこの1年の行動振り返り報告、および会計報告が行われた。コロナで川口真由美さんが歌う計画もおじゃんになったこともあるが、今後は音楽イベントもやりたいという話もあった。
 続いて、琉球新報編集局次長兼報道本部長 新垣毅さんの講演である。
 新垣さんは、まず今年の琉球新報5月15日号を掲げ、本来の編成を崩して、50年前の新聞記事と重ねて比較できるスタイルにしたこと、そこには50年前と同じ「変わらぬ基地 続く苦悩」という横見出しが掲げられている。今年の記事には「果たして沖縄は”日本”なのか」とも書かれていることを述べられた。辺野古の新基地建設をはじめ、基地の機能が強化されている。攻撃力の強化だ、それは真っ先に狙われる”強化”であり、基地の負担もまた”強化”されていると説いた。これが「復帰50年」の現実である。
 復帰運動は、はじめは差別からのがれるための「民族主義的」な目的で始まったが、50年代に基地に土地を取られる、土地闘争という人権問題となった。ここで日本国憲法が非常に輝いてみえた。憲法への復帰である。その後、反戦復帰ということで、基地は全て撤去しろ!という要求になる。
 次に新垣さんは、2019年にアメリカが沖縄に新型中距離弾道ミサイルを配備する計画を持っていることを報道した琉球新報の新聞を挙げた。中距離弾道ミサイルは、少なくとも広島級の原爆を搭載していることが前提となっている。配備計画についてはアメリカがロシアに伝達したのだが、ロシアから日本の琉球新報に情報がもたらされている!(アメリカは日本政府に伝えなかったか、伝えても日本政府が隠していたかどちらか)これは予算措置が行われて計画は進められている。アメリカはどこに核があるかは公表しないので、非核3原則の「持ち込ませない」が反故になるばかりか、相手も核を搭載している前提で戦略を考えるだろうということだ。すでに沖縄(日本)に”核がある”と考えてよいということである。もう一つは自衛隊の南西シフトの問題であり、今配備されているミサイルも技術革新で相手の司令部を攻撃できるものに改良が可能であると言われている。IMF条約で米ロの中距離ミサイルは廃棄の合意ができ、それで冷戦を終わらせることが出来たのであるが、IMFを破棄して中距離ミサイルの開発競争が行われている、これが「新冷戦」である。
 アメリカはアフガニスタンでみられるよう、中東からは手を引き、対中国戦略を重視している。ウクライナの戦争は、民衆の犠牲が多くなるので早く終わらせなかればならないが、経済制裁と武器をウクライナに送ることで戦争が終わるのか?
 アメリカの対中国戦略は、辺野古新基地建設にもかかわっている。核密約に於いて核を持ち込むところは、那覇、読谷、嘉手納、辺野古の弾薬庫であるが、那覇と読谷はなくなった。辺野古の弾薬庫は、辺野古新基地建設工事とともにリニューアルが進められている。新たな核弾頭が来るかもしれない、一方、海兵隊の再定義され、中国の軍隊と対抗する部隊であると位置づけられている。2000年代までは、肉弾戦はもういいのでは、空爆とかで勝負が決まるではないかと海兵隊無用論が言われていた。沖縄の米軍の6割が海兵隊だから、沖縄もそれに乗った…今、離島を奪還する作戦に、海兵隊と自衛隊が共同訓練している。だが自衛隊は、住民の避難まで手が回らない、自治体に丸投げだ。宮古島や石垣島に数万人いる、明日は「対馬丸」遭難の日だが、船をチャーターして逃げられるものではない。
 ウクライナの戦争から何を学ばなければならないか?かつてゴルバチョフは「戦争は政治の敗北」であり「核戦争に勝者はいない」と言った…それで冷戦が終わったわけだが、日本では「攻められたらどうするか」というところから始まる。戦争が始まったら、終わり、攻められたら、終わりである…そこから話を始めなければならない。相手が”脅威だ”、”挑発だ”と思うようなことをしない。また政権の維持、浮揚のため戦争が利用される。NATOのなし崩しの東方拡大はしない、緩衝地帯を設ける…こういったことが大切だ。
 ウクライナでの戦争はなぜ長引いているのか?アメリカはロシアの国力を下げることや、中間選挙でのアピールも狙っているだろう。しかし戦争が長引くことで民間人の犠牲者が増える、戦争は長引けば長引くほど悪だ!プーチンが悪だという段階とは違う段階に行かなければならないだろう。
 台湾とウクライナでは、文脈が異なる…1つの中国の原則があり、中国も台湾に対する武力行使は望んでいないが、一線(独立)を越えてはだめ…日本も50年前の国交回復時に、1つの中国を認めている。台湾問題で武力で対応することは、これまでの外交方針に反する。保守の自衛隊関係者も言っているが、中国と戦争することは、破滅を意味する。敵基地攻撃や軍事費GDP2%など、経済成長も望めない国が、借金で相手を攻撃する能力をもとうなど、もってのほかである。戦争準備だと中国が見ても仕方がない。制服組の現場ホットラインも途絶えているそうだが、そんな中でお互いが軍事演習をやっている。安全保障のジレンマだが、軍備拡大が戦争をもたらす。
 岸田首相はNPT再検討会議で演説をしたが、核の先制不使用宣言は大事、ぜひ進めて欲しい、核保有国で中国のみがやっている。その他、人間の安全保障という考え方がある。貧困問題、気候変動問題を沖縄を拠点に発信していく。
 沖縄は植民地か?と聞かれれば、安全保障の道具のように使われているということで、植民地である。ここから脱却するための考え方が「自己決定権」である。沖縄の「自己決定権」という考え方は強化されてきた。2013年「建白書」を提出した…オスプレイ撤去と、普天間代替施設を県内につくらないというものだ。これが「オール沖縄」に繋がり、2019年の県民投票につながっている。しかし「中国はウイグル、チベット、香港を弾圧して、民主主義が~」という人は、では沖縄はどうなんですか?沖縄を黙殺するのは日本版排外主義です、足元の沖縄に、なぜこんなに冷たいのですか?
 日本は沖縄とどう関係していくのか、再確認してほしい。東アジアの緊張が高まっている、沖縄はその要です…緊張緩和の要にできるのか、考えて欲しいということで、講演は終了した。
 その後、著書の販売の案内と休憩、休憩後は6月に行って来た宮古島フィールドワークの報告があり、その後質疑応答に移る。その中で「自己決定権」というのは国連人権規約の中でも1丁目一番地の地位に位置付けられていること、沖縄の問題は安全保障の問題ではなく、人権問題であることがのべられた。また天皇の訪沖について、戦争責任や植民地支配責任を問う、制度としての天皇制を問う他に、天皇が沖縄とどう向き合うかを問いたいと答えられた。また戦力不保持をうたっている国、地域がたくさんある、事情は様々だが、軍隊がないほうが平和に暮らせること、翁長知事の「イデオロギーよりアイデンティティ」という言葉があるが、玉城デニー知事の言葉が伝わってこないということについては「だれ一人取り残さない社会の実現」というスローガンがある、デニー知事は多様性について敏感であるということ、下地幹夫の知事選挙立候補がどう影響するかという点については、もともと保守層で公明党と対抗する層から出てきているから、佐喜真陣営の票を掘り崩すのではないかとのことだった。また中国のミサイルがEEZ内に落下したことについて、琉球新報はどういった立場で報道しているかということについては、住民・漁民が漁にでられないという影響が出ている、軍事演習をすべきではない、紛争に至らないよう平和的に解決すべきという立場であると述べられた。
 ここでライブ中継はストップした、この後、行動提起の後、デモに出発であるが、とりあえず「野良コロナ感染者」の参加はここで終了である。
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あるみさんとは

あるみさん

左翼、時々テツ!ちょっぴり萌え系…白系共産趣味ブログであったが、どうも本人のスピリットは赤か黒らしい。闘争・集会ネタが主。主戦場は沖縄・辺野古。
 もとネタは、鉄道むすめのメットキャラ「金沢あるみ」さん。フィギュアを手に入れ、メットを白く塗ったりして遊んでいた。「あるみさん」つながりで「すのこタン。」も要チェック!
 「侵略!イカ娘」からはまったのは「ガールズ&パンツァー」…梅田解放区の隠れ「ガルパンおじさん」でもあるが、今は「はたらく細胞」の「血小板ちゃん」にハマり(おいおい)人間が朝の6時に起きれるか!という謎のコンセプトで生きている。

メールは、nishihansenあっとyahoo.co.jpまで(あっとを@に変更して下さい)
ではでは(^^)

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