たたかうあるみさんのブログMKⅡ

み~んなそろって、闘争勝利!でもやっぱりメットは、白でしょ⁉ということにしておこう。

容量がいっぱいになった「たたかうあるみさんのブログ」を移動して、2020年7月に新たに開設した、共産趣味鉄道ヲタブログ⁉…旅行、萌え系ネタ⁉もあります。

2021年01月

2・11「建国記念の日」反対!集会のお知らせ

 2・11の反天皇集会のお知らせです。
スガも維新もいらない!
競走・強制でなく、命と人権を守る教育を!
2・11「建国記念の日」反対!集会
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2021年2月11日
天王寺区民センター
13:30時開会(13:00開場)
※資料代:700円(学生・障害のある方無料)
※手話通訳あり。
※保育が必要な方はご連絡ください。
※集会中止決定の場合は大阪ネットHPでご確認を。
講演 纐纈 厚 さん
 1951年産まれ 一橋大学大学院社会学研究科博士課程修了。政治学博士。現在、明治大学特任教授。植民地文化学会代表。最新刊に「戦争と弾圧 三・一五事件と警視庁特高課長纐纈彌三の軌跡」(新日本出版社、2020年10月)「講演録集:重い扉の向こうに 歴史和解と戦前回帰の相克」(緑風出版、2020年1月)「時効なき日本軍『慰安婦』問題を問う」(共著。社会評論社、2020年6月)など多数。
「拍車係る国権主義の果てに~”冷たいファシスト”菅首相の危険な罠」
 新自由主義を掲げ、差別・抑圧・貧困を強制する菅政権。そこから派生する数多の矛盾を隠蔽するために動員される「日の丸・君が代」の掲揚と斉唱。剝き出しの国家権力を私は、あらためて国権主義と呼ぶ。戦後における国権主義の起点となった「建国記念の日」。その制定に奔走した戦前期警視庁特高課長纐纈彌三の軌跡を追いながら、何故「建国記念の日」が制定されたのか。そこに自由・自治・自立を阻害する動員・統制・管理の原理を持ちこむためではなかったのか。その原理を可視化するものこそ、「日の丸・君が代」ではないか。そうした問題意識から、あらためて「2・11」を問うていきたい。―纐纈 厚―

※集会終了後、難波までデモします。無理のない範囲でご参加お願いします。

「日の丸・君が代」強制反対大阪ネット
〒543₋0038大阪市中央区内淡路町1-3-11 シティーコープ上町402共同オフィスSORA気付
HP:「日の丸・君が代強制反対大阪ネット」で検索
Mail :yamadaK@nike.eonet.ne.jp(山田)
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 2020年度入学式(6月)でも「君が代」斉唱強制を指示した府教委は、生徒の健康・命さえ守らず、チャレンジテストに象徴される競走・強制の教育から教育の民営化をも狙っています。人事委・裁判等の抵抗は続きます。さらに多くの市民に事実を伝え、声をあげ、力に変えていくことが必要です。皆様のご参加・賛同・協力をぜひよろしくお願い致します。

新自由主義・強権のスガ政治ー「戦争する国」を許すな!
 文字通りアベをそのまま引き継いだスガは、新自由主義と強権政治をより純化して、自らの権力と財界・大企業の利益を維持しようとしている。コロナ禍でのGOTO政策デ潤ったのは、観光業・外食業・娯楽業のうちで、最も深刻な事態が続いている零細企業ではなく、大手の旅行業者や楽天・ぐるなびなどの大企業。「自粛」と営業時間の制限は、さらに零細企業に打撃を与える。しかし事業者に対する十分な補償や直接の補助金は支給せず、その中での失業・解雇と所得減。人々の移動と接触を増やせば感染者が増大するのは当然のことではあるが、これが「経済との両立」?こうした矛盾した政策を批判する専門家の意見も都合が悪ければ封殺。さらに学術会議のように軍事研究への協力拒否ならば任命拒否、それでも逆らうなら予算は出さない。「泣かぬなら殺してしまえホトトギス」というわけである。従って来年度予算要求で過去最大の5兆5千億円の軍事費、陸上で失敗なら総額約7千億円に膨らんでも海上イージス艦2隻を「代替策」に。本来、コロナ対策につぎ込むべき予算を「戦争する国」のために費やし、「埋められる民意」「土砂投入2年」(12/3毎日新聞)の辺野古でも「粛々と」工事を進め、全面戦争になりかねない「敵地攻撃能力」まで公然と議論しているのがスガ・トンデモナイカクだ。

コロナ禍拡大の元凶=スガ・維新を一掃し、いのちと人権を守る政策へ
 そもそもコロナ禍拡大の最大原因は、新自由主義による医療・社会保障の切り縮めにあり、感染者が比較的少ない日本でも医療崩壊となるのはそれが極端に進められてきたからだ。特に大阪では看護師の応援を自衛隊にまで要請する事態にまでなっているのは、維新の病院・保健所の統廃合政策(大阪市では保健所も1カ所のみに)の結果である。また松井知事時代の補助金廃止もあり、25年までにこれまで1万9千人を超える卒業生を送り出してきた医師会看護専門学校等の2校が閉校に。このように儲からない所は徹底して削減の一方で、コロナ禍当初は対策せず。感染拡大の情勢をみると「政府批判」もしてみせて、11/1「都構想」住民投票への人気取りに邁進。その間も口先とは裏腹に感染防止の財政措置は十分に取らず、「都構想」のための財源確保を続け、現在もまだ万博・カジノに投入を企図する吉村知事は、「(自衛隊が)違憲のそしりを受けることがあってはならない。…命がけで9条の改正を」(12/7ツイッター)と宣う。松井市長は今になって「コロナ病床1増につき1千万円を」と言うが、感染防止に必要なもっと多くの財政措置を取ろうとはしない。維新もスガも苦闘する医療従事者の給与はかえって減っている現状にすぐには対策を打たない。海外客のカジノ勝ち金非課税決定(税制改革大綱)の自民・公明も命よりカネが大事なのだ。

 自民党が今国会に国旗損壊罪を新設する刑法改悪案を提出しょうとしている情勢の中、「日の丸・君が代」とのたたかいはますます重要性をましている。本集会に決起しよう!

「都構想説明パンフは違法」裁判カンパのお願い

 少し古い記事だが、大阪市を廃止する「都構想」の説明をするために大阪府・市が作ったパンフレットについて裁判が起こされた。毎日新聞WEBより
「都構想説明パンフは違法」大阪市長らに約1億円返還求め住民訴訟
 大阪市を廃止・分割する「大阪都構想」の住民投票に向け、府と同市が作製した住民説明用のパンフレットなどは違法だとして、市民6人が15日、松井一郎市長ら幹部に作製や配布にかかった約1億1300万円を市に返還させるよう求める住民訴訟を大阪地裁に起こした。
 訴状によると、昨年11月1日の住民投票を控えて作製されたパンフレットが賛成意見のみを取り上げたとし、「客観性や公平性を欠き、誤解を与える」と批判。制度案の分かりやすい説明を義務付ける都構想の根拠法「大都市地域特別区設置法」に違反していると指摘した。また、都構想の事務を担った府市の共同部署「副首都推進局」の広報姿勢が、選挙や投票の勧誘を禁じる地方公務員法に違反していると主張している。
 提訴した市民らは昨年10月、費用を返還させるよう求めて住民監査請求したが、監査委員の意見がそろわず、合議不調になった。15日に記者会見した男性は「住民投票の結果が出ているからといって見過ごせない」と訴えた。
 松井市長は報道陣に「司法の判断に委ねる」と話した。【津久井達、野田樹】

 記事は1月16日、でこの裁判をささえるためのカンパ要請がある。
大阪市廃止「都構想」説明パンフレットの公金支出は違法だ!
裁判闘争を始めました。弁護士費用や証紙代が必要です。カンパを募っています。

 2020年11月1日のことを、皆さん覚えているでしょうか?
 コロナ禍の大変な状況の中で強行された大阪市廃止を問う住民投票。
 住民に配布されたパンフレット。
 私たちは、その内容が大都市法や地方公務員法、地方自治法に違反するのではないかと思い、昨年大阪市に対して監査請求をしました。
 その結果、監査委員の意見は割れ、合意不調となりました。
 そのため、私たちは2021年1月15日、住民訴訟を大阪地裁に提訴しました。
 裁判を通して、都構想とは何だったのか、公務と政務が整理されていたのか?公金の支出は適正だったのかを明らかにしてほしいと思っています。
 松井一郎市長と副首都推進局長に対して、パンフレット作成に使った費用全額の返還を求めます。
 私たちの裁判は、市長という公的機関の責任者の、公平で平等な姿勢を問うものです。
 都構想パンフレットは、賛成する人々だけのものではありません。
 公金である以上、すべての人に公平に書かれなければなりません。
 そして、都構想についての事実を誤解のないように書くべきです。

 これらの事が守られていたのか?
 私達は裁判で訴えていきます。
 応援よろしくお願いします。

【振込先】大阪信用金庫 花園店 店番003 口座番号0126638
     本間 全(ホンマ アキラ)

都構想パンフレットの公金支出を許さない有志の会

 おおさか維新の会、吉村知事と松井市長は、「都構想」の代替案、大阪市の財源と権限を大阪府に一元化する条例制定を、コロナ対策そっちのけで邁進しており、議会でも公明党が賛成で調整中という報道がなされている。これに対する闘いが正念場でもあるが(大石あきこ氏のよびかけ)裁判という形で吉村・松井ら維新を撃つ闘いにも注目しよう!
 裁判を支援するカンパを集中しよう!

辺野古新基地を自衛隊が使う極秘合意が発覚!

 沖縄タイムスにとんでもない(が、ある意味想定内の)記事が掲載されている。
 辺野古の新基地に自衛隊を常駐 海兵隊と自衛隊のトップが極秘合意
 陸上自衛隊と米海兵隊が、辺野古新基地に陸自の離島防衛部隊「水陸機動団」を常駐させることで2015年、極秘に合意していたことが24日、分かった。沖縄タイムスと共同通信の合同取材に日米両政府関係者が証言した。日本政府は新基地を米軍用と説明してきたが、実際には日米が共同使用し、一体化を進める中核拠点となる。大幅な機能強化と恒久基地化につながり、沖縄の反発がさらに高まることは避けられない。(編集委員・阿部岳)
 陸自中枢の陸上幕僚監部(陸幕)は12年、幹部をキャンプ・シュワブの現地調査に派遣し、海兵隊と交渉を開始。15年、当時の岩田清文陸幕長が在日米海兵隊のニコルソン司令官(在沖米四軍調整官)と水陸機動団の常駐で合意した。合意後、両者が調整し陸自施設の計画図案や給排水計画を作成、関係先に提示した。
 政府内には陸自常駐が表面化すれば沖縄の一層の批判を招くとの判断があり、計画は一時凍結されている。防衛省全体の決定を経ておらず、背広組の内部部局からは文民統制(シビリアンコントロール)を逸脱した「陸の独走」との批判がある。
 「日本版海兵隊」とされる水陸機動団について、陸幕は12年から編成の検討を始め、尖閣諸島有事に備えて連隊一つを沖縄に置くと決めた。新基地に配備される人数は不明だが、一つの連隊は650人規模。これとは別に水陸両用車や後方支援の部隊配備が想定される。
 18年に発足した水陸機動団は現在九州に連隊が二つあり、23年度末には三つ目も九州で発足する予定。陸幕はいずれも暫定配備と位置付けている。辺野古新基地が完成し、配備する政治環境が整うまでは、九州から一時的にキャンプ・ハンセンに移す案も検討している。
 水陸機動団は自前のオスプレイや水陸両用車を使い、海兵隊とも共同訓練をすることになる。地元の負担が増えるのは確実だ。
 陸自は海兵隊と同居して一体化を進めたい考え。海兵隊側には、陸自を迎え入れることで米軍再編のグアム移転などで手薄になる沖縄の基地を維持しやすくする狙いがある。(以下略 なお、本記事は共同通信と合同取材した調査報道ということだそうな)

 在沖海兵隊が沖縄に駐留している地理的意味はほとんどなく、司令部を含め大部分がグアムに移転するとされている。また軟弱地盤の存在も明らかになる中、なぜ日本政府は辺野古新基地計画をゴリ押しするのか?という謎は、実は「自衛隊も使うから」ということが理由だったわけだ。
 このへんの話はすでに、南西諸島への自衛隊配備問題も含めて、小西誠氏らが指摘しており、「要塞化する琉球弧(社会評論社 2019年9月)にも記述がある。(旧ブログ旧ブログの紹介記事)そのことがマスコミ取材によって、改めて明らかになったわけだ。
 要塞化する琉球弧 怖るべきミサイル戦争の実験場! [ 小西 誠 ]
要塞化する琉球弧 怖るべきミサイル戦争の実験場! [ 小西 誠 ]
 記事にもあるように、23年度末に九州に「暫定配備」する三つ目の水陸機動団を、キャンプ・シュワブ+辺野古新基地に常駐させる計画だそうな。なお、辺野古が出来るまでは一時的にキャンプ・ハンセンに移す案もある…小西氏が紹介している計画は「キャンプ・ハンセンなど」とある。またネット上にのこっているpdf資料(2012年7月統合幕僚監部防衛計画部作成)には、「新編部隊については、ハンセン、シュワブに配置するという案もあるものの、共同使用すべき施設についてはこだわらず)とある。その計画・構想を2015年、最終的に陸幕と在沖海兵隊とで、シュワブ・辺野古に常駐することで合意した!ということだ。
 いずれにしても、沖縄の軍事要塞化であるのだが、在沖海兵隊だけが使用るのとは意味が違ってくる。辺野古新基地を在沖海兵隊のみが使用する場合、沖縄は訓練地としての意味しかない(したがってその”負担”を「本土」が引き取れ!という「基地引き取り論」が成立する)が、自衛隊の水陸機動団が常駐するという場合、対中国封じ込め戦略(タイムスの記事には「尖閣諸島有事に備えて」とあるが、それだけで済むものではない)に自衛隊が積極的に係わり、沖縄を戦場化するということに他ならない。単純に自衛隊も海兵隊も使うから、演習が激しくなるというものではないのだ。ガチに中国と戦争するための演習を、沖縄を拠点にバンバンやるし、イザ戦争という時は、水陸機動団そのものは沖縄の住民を守らない…戦場となった沖縄、島々を後で奪還するための部隊だからである。
 
 さて、1月17日に宮古島市で市長選挙および市議会議員補欠選挙が行われた。市長選挙は「オール沖縄」側が押す座間味一幸氏が、現職を破って当選している。これについて「オール沖縄」勢力の限界を示して批判する記事もあるのだが、補欠選挙では宮古島、保良の弾薬庫建設に反対してきた下地茜氏が1万票以上獲得して当選当選している。これは、市長選挙では自衛隊配備問題が争点にならなかったとしても、ミサイル部隊配備については明確に反対をしめした民意が示されていることに他ならない。「オール沖縄」勢力や玉城デニー知事は、この民意に答えるため、南西諸島への自衛隊配備に対し明確に反対すべきである。そして今回明らかになった「辺野古自衛隊常駐」をきっぱりと粉砕し、辺野古新基地建設反対の幟をあらたに立てるべきである。
 そして野党は国会で、この辺野古自衛隊常駐問題を追及し、辺野古新基地建設計画を葬り去るための世論をもう一度巻き起こす必要がある。

「老朽原発うごかすな!大集会」&デモ

 24日「関電よ老朽原発うごかすな!大集会」が雨の中行われた。
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 こんな感じで集まっています。
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 雨の中、集会は大変ですが、傘でアピールが出来ます。

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 実行委員会の若い人が司会を務めた。まずは関電に向かってコールをぶつけてから、原子力発電に反対する福井県民会議の中嶌哲演さんから主催者あいさつ。

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 「老朽原発廃炉を突破口に、原発全廃をかちとろう!」と題して、実行委員会の木原壯林さんが集会宣言的な内容を発信され、拍手をもって確認された。
 その後、カンパ要請、美浜町議会議員の河本猛さんのメッセージが読み上げられる。
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 原発差止裁判の現状と展望ということで、井戸謙一弁護士から発言があった。昨年12月にあった大阪地裁における大飯原発の設置許可取り消し判決は、出世コースから外れた、あるいは定年間際の裁判官の判決ではなく、ある意味まだエリートコースにいる裁判官の判断であり「潮目が変わった」と言えるものだそうだ。またスケジュール的に裁判、判決が目白押しになっているとのことである。
 武藤類子さんのメッセージが読み上げられる…福島の事故からまもなく10年になるわけだが、まだ何も終わっていないし、解決していない。
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 全国各地から…といいたいところであるが、コロナ禍でもあるので東京のたんぽぽ舎からあいさつ。その後、フォーラム平和・関西ブロック、全労連近畿ブロック、おおさかユニオンネットワークといった労働組合からのあいさつが続く。
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 関西共同行動からデモコースの説明を受けた後、ふたたびコールを関電に叩きつける。集会参加者は350名だそうな。その後、歩いて西梅田公園まで移動…
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 デモでありますっ!
 いつものごとく、西梅田公園から国道2号を東に向かう。

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 GUCCIとドラえもんがコラボしているバス停横を通過。

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 スエヒロ前や第二、第四ビル前を通過して御堂筋を横切り、梅新東交差点の歩道橋下をくぐって、さらに東に進む。

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 西天満の交差点を左折して、北上する。

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 神山町の交差点を左折して、扇町通を西に向かう。300名越えのデモ隊列は長くて壮観だ!

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 これもいつものコースに戻ったことになり、扇町通りを西に曾根崎東の交差点に向かい…

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 右折して新御堂筋の高架下を北上して…

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 堂山町交差点を左折、OSビルのところで流れ解散とあいなった。
 関西電力本店前から西梅田公園までの移動も含め、雨の中をけっこう歩くことになるので大変であった。幸いにもデモ中の雨は大した降り方ではなかったが…
 皆様、おつかれさまでした。




「ムーンライトながら」ついに運転終了!

 先日、東海道本線大垣ー東京間をながらく運行してきた夜行列車「ムーンライトながら」がついに運転を終了することになったと報道された。「乗り物ニュース」より…
臨時夜行快速「ムーンライトながら」運転終了へ 「大垣夜行」から長い歴史
 JR東日本とJR東海は2021年1月22日(金)、東海道本線経由で東京駅と大垣駅(岐阜県大垣市)を結ぶ臨時夜行快速「ムーンライトながら」の運転を終了すると発表しました。
 利用者の行動様式の変化によって列車の使命が薄れてきたこと、使用している車両の老朽化がその理由として挙げられています。
 東京~大垣間の夜行普通列車は国鉄時代から毎日運転の「大垣夜行」として、普通列車乗り放題の「青春18きっぷ」ユーザーなどに親しまれてきました。これが1996(平成8)年に全車指定席の快速「ムーンライトながら」になり、2009(平成21)年からは春、夏、冬に運転される臨時列車とされました(快速も普通列車の一種)。
 その後、2020年春まで臨時運行されていましたが、コロナ禍になり夏と冬は運転されず、使用車両である185系電車も2021年3月で定期運用から引退するため、その去就が鉄道ファンに注目されていました。

 「大垣夜行」の頃は、お世話になった…が、年を取ると座席の夜行列車はしんどい。「ムーンライトながら」になってJR東海の373系電車で何回か乗車しているが、中途半端なリクライニングシートと、夜間でも減光されない車内ではあまりよく寝られない。東京ー大阪間ぐらいでは、どうせ寝られないのならば乗り換えなしでリーズナブルな高速バスのほうがよい。臨時化されてからは、三里塚闘争で東京・千葉に行くにも列車自体が設定されておらず、まったく使えなかった。
 旧ブログを始めたころ、ムーンライトながらの臨時化ニュースが流れてきたので、いちおう”弾劾”の記事を書いている。
人民列車の臨時化、廃止攻撃を断固粉砕せよ!
 そこにかつての大垣夜行、「人民列車」への郷愁をこんなふうに書いた…
 80年代(それ以降もか?)まで、東京で闘争・集会がある時は、活動家がよく利用していたため、「大垣夜行」は別名「人民列車」と呼ばれていた。東京着が朝の4時半とゆう、とんでもない時間帯であるが、かえって三里塚ぐらいだと余裕で昼からの集会に間に合うわけだ。
 人民列車であるから、集団で大挙して乗り込んでも、座席は一般民衆のもの、我々は床に座りこみ、ひたすら邪魔にならないように眠る。防衛隊は、メット着用の上、デッキにて警戒にあたる。また、始発・終着駅で降りないのも鉄則で、某駅前にて集団で待機していたことを覚えている。
 ぶっちゃけた話をすると、これは86年、学生の時に三里塚に行った時の経験であり、東京行きの乗車は大垣の次の穂積駅、下車は大船で降りて根岸線・総武横須賀線経由で成田であった。
 「ムーンライトながら」が全席指定席化されて使いにくくなり、「人民列車」のように東西の活動家達が大挙利用するということは、多分なくなっただろう。
 旧ブログには、08年の秋に「ムーンライトながら」で東京から戻ってきたことが記録されている。ニューシャトル完乗闘争それ以降は、乗車していない。
 でも09年に臨時列車化されて、21年まで持ったのは、がんばったものだと言える…最後はコロナ禍で列車の設定はあるものの、運行されないという残念なことになっている。
 使用しているJR東日本の185系電車が、老朽化のため引退することを機に、廃止ということだ。もうおつかれさまとしか言いようがない。

 それにしても、夜行列車はこれでJR東、東海、西および四国を走破する「サンライズ出雲・瀬戸」ぐらいしかなくなった。あとは観光列車として運行されるヤツばかりとなってしまった。
 「WEST EXPRESS銀河」ぐらいならなんとか手がとどきそうなのだが…まぁ、いつか乗車しよう!と決意表明しておこう。
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あるみさんとは

あるみさん

左翼、時々テツ!ちょっぴり萌え系…白系共産趣味ブログであったが、どうも本人のスピリットは赤か黒らしい。闘争・集会ネタが主。主戦場は沖縄・辺野古。
 もとネタは、鉄道むすめのメットキャラ「金沢あるみ」さん。フィギュアを手に入れ、メットを白く塗ったりして遊んでいた。「あるみさん」つながりで「すのこタン。」も要チェック!
 「侵略!イカ娘」からはまったのは「ガールズ&パンツァー」…梅田解放区の隠れ「ガルパンおじさん」でもあるが、今は「はたらく細胞」の「血小板ちゃん」にハマり(おいおい)人間が朝の6時に起きれるか!という謎のコンセプトで生きている。

メールは、nishihansenあっとyahoo.co.jpまで(あっとを@に変更して下さい)
ではでは(^^)

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