たたかうあるみさんのブログMKⅡ

み~んなそろって、闘争勝利!でもやっぱりメットは、白でしょ⁉ということにしておこう。

容量がいっぱいになった「たたかうあるみさんのブログ」を移動して、2020年7月に新たに開設した、共産趣味鉄道ヲタブログ⁉…旅行、萌え系ネタ⁉もあります。

2020年09月

コロナ生活補償を求める大阪行動の集会

 4月から行動を開始した「コロナ生活補償を求める大阪行動」が、報告集会を行うぞ!
コロナ大阪行動表

コロナ生活補償を求める大阪行動・10/3報告集会
 被害者は何を求め、たたかってきたか
―トップダウン・私物化政治を終わらせよう!


10月3日(土)17時45分開場、18時開始
                                                    21時終了

大淀コミュニティーセンター1Fホール

報告:維新のコロナ悪政を振り返る
 ミナミで働く当事者、十三市民病院、釜ヶ崎、学生からなど
 発言:何を求め、たたかっているか―
  全世界の仲間とともに

コロナ生活補償を求める大阪行動(補償行動)
連絡先:080-4239-7360 twitter
参加費:無料(カンパお願いします)

<内容>
基調報告「維新のコロナ悪政を、職を失った当事者として振り返る」河住和美さん(補償行動)
第1部:何を求め、たたかっているか
①「ミナミ差別を撤回し、補償・賠償を!」ミナミのお店で働く当事者
②「DV被害者の立場から訴える」さおりさん(補償行動)
③「差別を生む陽性者あぶり出しをやめ、全ての人にPCR検査を!必要な人の保護と治療体制の確立を!」医療労働運動研究会
④「教職員・子ども全員のPCR検査/20人学級化」要求で、大阪府・市教育委員会に団交申し入れ」教職員なかまユニオン
⑤「社会の歪みが労働者の権利を脅かす」連帯ユニオン・十三市民病院分会
⑥「10万円給付を!野宿者排除・追い出し反対!」釜ヶ崎センター開放行動
⑦「給付金交渉、コロナ生活被害者への全国初弾圧を許さない 今すぐ開放、控訴棄却を!」8.17Aさん弾圧救援会から

第2部:未来に向けて
⑧「京都からの報告」京都市役所前座り込み有志
⑨「新自由主義下でのコロナ禍を、学生・青年はどう受け止めたか」解放区ユース
⑩「都構想反対から、民衆が主役のポストコロナへ」補償行動から
みんなで話し合い、質疑応答など

<呼びかけ>
 私達はコロナ禍で、これまでの生活を失い、補償を求めて声をあげ、たたかってきました。
 コロナがあぶり出したものは、蓋をされ、見えなくさせられてきた私物化やトップダウンによる醜悪な政治・行政の姿でした。
 大阪は雨合羽・ワクチン・イソジンだけではありません。十三市民病院に代表される医療現場の混乱と差別を作り出す。ミナミを感染源と決めつけ、大不況に陥れる。そして釜ヶ崎の仲間を訴訟によって追い出し、不当に逮捕する。市民の批判や要求から逃げ続け、都構想の住民投票しか頭にない大阪府、市と維新の会。
 しかし、その中でも私達は、新たな世界へのツールを手に入れつつあります。どんな状況でも、人々が集まって声を上げること。オールテーマでの全員要求の行政交渉。SNSを使った抗議運動。遠くの仲間とも、外に出られない仲間ともつながることができるようになりました。私達は、新たなツールによって、年齢、経験、距離を超えて繋がりました。そしてより大きな動きを作るために、報告集会を行います。
 まず維新のコロナ悪政半年間を振り返ります。次に一緒に声を上げてきた仲間が、各分野からコロナ禍で何が必要かを訴えます。そして京都でも始まった新たな座り込み行動や、世界の民衆の動きを紹介し、ポストコロナを私達の手にするために話し合いましょう。

なお、明日、大阪府との交渉予定がある
10月1日(木)12時~大阪府庁通用門前で都構想反対・コロナ補償を!アピール

13時~府のコロナ医療部局と、秋冬の感染拡大・医療崩壊を防ぎ、経済補償を求める行動。

9・26梅田解放区集会&デモ

 9月26日、梅田解放区が主催する集会&デモに参加した。
 集会は昼からなのだが、参加する「Swing MASA」さん達の音楽イベント準備のため、ホールを午前中から借りて準備、アンプとかつないでリハーサルを行う。かなりデカい音が響くので、近所の住宅から苦情がきたみたい…大淀区民センターホールでは、音楽イベントは向いていない?
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 ホールのロビーには「大阪都構想」のメリットしか伝えない!府市共同のポスターが貼ってあったので、これについて職員に対し緊急の申し入れを行った…「市のポスター」だから末端の職員さんに文句を言うのもなんなのだけれど、住民投票をやるということは「メリット・デメリット」があるから、市民に選択してねということ…そこに行政機関がメリットしかない宣伝をするのはいかがなものか?ということなのだ。
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 会場はこんな感じ…ステージに楽器類をあげるのではなく、床にフラットに並べて一体感を出した。マイクを持っているのは木村真豊中市議、隣で座っておられるのが社民党の大椿ゆうこさん。大椿さんは次期衆議院選挙で大阪9区(池田市・茨木市・箕面市・豊能郡)の予定候補者でもある。
 14時に集会開始…「解放区ユース」の若い人が司会を務める。まずは木村真市議のお話、森友問題で安倍政権をずっと追及していた木村さんは「安倍政権に逃げられた」と話を切り出す。私たちが安倍を「倒した」わけではないが、安倍はコロナ対策でボロが隠せなくなり、このままでは私たちの追及によって「倒される」から逃げたのであるということを話された。また菅政権について、森友問題で安倍が「自分や妻が関与していたら辞める」発言をしてから、「文書改竄」が行われるまでの間、財務省が菅官房長官に”説明”をした…これは財務省の調査報告に出ている…この時に「忖度の強要」があったのだ!菅は森友問題の第一の当事者なのだと述べられた。
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 大椿ゆうこさんは、コロナでの失業者が6万人になったことについて触れ、この数字は労働局が把握している数字であり、学生のアルバイトなど数字に表れない失業者はもっといると述べられた。雇い止めを受けて闘って来た労働者としての話を聞くことができた。
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 メインのお二人の話が終わってから、「Swing MASA」さん達の音楽が始まる!

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 ステージと会場が一体となって、ノリノリだ!

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 音楽が終わったら、各自がもっているテーマをアピールしてゆく。私も「辺野古新基地建設反対」をアピールさせてもらうことに…持ち時間は7分ほどなので、長々と語ることはできないが、辺野古新基地建設の歴史的経緯、特に2004年の「沖合案」をやぐらに取り付く現地実力行動で撤回させていること、2007年に第一次安倍政権が、辺野古に護衛艦「ぶんご」を派遣したこと(一次政権時における安倍の悪行である)、安倍政権が辺野古や高江の工事を強行したこと、菅義偉が沖縄世論・民意の切り崩しに動いてきたことなどを話ておいた。
 その他、慰安婦問題を始めとする戦後補償・歴史問題、原発・福島事故・放射能汚染隠しの問題、コロナ禍で苦しむ女性、学生がそれぞれアピールした。
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 関西生コン支部の西山さんにも来てもらって、関西生コン弾圧の意味、憲法28条に示されている労働基本権、労働三権の破壊について分かりやすく訴えられた。そして10月8日の判決および裁判所前座り込みに参加を呼び掛けた。
 集会終了後は、デモでありますっ!
 大淀区民センター前で隊列を組み、16時半にデモ出発…城北公園通りに出て、西に向かう…このあたりは住宅地で、スーパー等もあるのだが、土曜日のこの時間帯はけっこう普通の人が歩いていてそれなりに注目を浴びるのだ。
 「安倍はヤメロ、菅はヤメロ、維新はいらない!都構想いらない!」のコールが響く…ただ、デモはどちらかというと、サックスによる音楽が主体となったものだ。
 城北公園通りを西に、JRの高架や新御堂筋の高架をくぐって、左に曲がる。 
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 そうすると、いつもの豊崎西公園の東側にでる…普段はここに集って集会、デモであるが、この日は公園にもたくさんの子ども、家族が集まってデモに注目していた。
 それから北消防署の前を通って、いつもの阪急梅田駅の東側、茶屋町を南下する。

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 HEPファイブ前でデモは流れ解散して、その後いつものように街宣を行った。人出も上々だ!だいたい18時半ごろまでアピールを続け、その後は交流会とあいなった。

 集会へ自体は盛り上がったのだが、参加者は約50名ほどで、まだまだ広がりには欠けたものだった。事前宣伝はしっかり行ったつもりではあったが、9月6日の「老朽原発うごかすな」集会での宣伝が少なかったこと、安倍から菅に変わったことで、世論の争点ずらしがあり、必ずしも菅政権への反感が盛り上がっているわけではないこと、さらに大阪独自の事情として、反都構想の集会や街宣に人が要っているのではないかと言うことが挙げられる。今後の課題であろう。

「ちょっと待てい!住民投票」集会&デモ(後篇)

 昨日の報告のつづき…
 2016年決算ベースで大阪市の財源は8,602億円あるのだが、都構想ではその66%にあたる5,664億円は大阪府の財源になる。法人市町村民税や固定資産税などの基幹的な税金はいったん大阪府に召し上げられ、国からの地方交付税は大阪府に直接渡される。その中から各特別区に財政調整交付金として渡されるわけだが、その割り振り等は大阪府が決める。東京都と違い、特別区出身の大阪府議は3割しかおらず、なぜ大阪府が特別区の面倒を見ないといけないのかということも含め、財政調整交付金の分配は確実にもめる。予算をめぐり特別区同士が延々と血みどろの争いを繰り広げ、結果としてこれまで以上の行政改革や予算削減が進められていくことになる。もともと「二重行政」などほとんど存在しておらず、府市で類似している行政サービスの「改革効果額」は4千万円程度、逆に都構想のイニシャルコストは240億円だから、元を取るのに600年かかる計算だ。またランニングコストも30億円はかかる。
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 「大阪の成長を止めるな!」というが、2001年度を100とした域内生産指数の推移を見ると、大阪はそれほど成長していない。国内全体の総生産の伸びに比べても低く、兵庫や京都のほうが成長している。インバウンド一本足打法ではどうにもならない。一方、大阪都構想で、大阪市が持つ都市計画(特に港湾関係)や産業政策などの権限は全て大阪府に奪われる。大阪市の財源と権限を大阪府が持つから、大阪府民として得をするというわけではない。大阪府が今行おうとしているのは主にベイエリアの開発だからだ。大阪市の昼夜人口比率は東京23区より高い、日本一の“母都市”である。大阪市が衰退すれば、大阪市に稼ぎに来ている周辺都市(兵庫や京都、奈良なども含む)の収入も減り、関西が衰退することになる、都構想にはオール関西で反対しないといけない。そして前回の住民投票や市長選挙をみれば、大阪市には維新の鉄板支持者が6~70万人はいることが分かる、反対派が勝つためには投票率を上げること、正しい情報をわかりやすく市民に伝え、投票所に足を運んでもらうしかないと述べられた。
 時間がないので膨大な資料の細かな説明はほとんど行わず、終了した。その後カンパアピールの後、休憩し質疑応答に入る。なぜ市長や府知事はこの政策をするのか?という質問が出たが、森さんは「行政目的は、ない」と述べられた。維新というのは、都構想をやるために作った政党であり、これが存在目的だからで、「どんな街になるか分からへんけれど、とりあえず大阪市をつぶす。政党の政治権力を高めるために、大阪の自治体がぐちゃぐちゃにされている」と喝破された。また大阪市に流入して3~4年で出て行くような人が多いところほど、都構想に賛成する人が多く、古くから人が住んでいる、大阪に愛着がある人、誇りに思っている人が多いところは反対が多いのだそうな。京都市や神戸市、さらにはニューヨークやロンドンで自分の住んでいる市をつぶす住民投票なんて成り立たない、ありえないことだ。
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 質疑応答の後、連帯アピール。連帯ユニオン関西生コン支部の西山さんが、10月8日に「大阪第二弾圧事件」の威力業務妨害罪についての判決があり、座り込み集会を裁判所前の公園で行うので参加して欲しい旨の報告があった。前枚方市議で、住民自治を考える会の手塚隆寛さんからは、枚方における維新市政の問題について報告された。また、元大阪市長の平松邦夫さんから本集会にメッセージが寄せられており、読んでおいて欲しいとのことであった。最後に三野英二さんから集会のまとめとデモ案内があったが、まとめとして都構想、新自由主義政策に対し守りに入らない、奪われたものを取り返すたたかいをしよう!と言う呼びかけなのであろうが、要領を得ないダラダラとしたものであった…主催者関連の「あいさつ」に長々時間をかけるのであれば、講演会のほうを充実させるべきだろう。集会参加は140人、カンパは36,776円とのことであった。
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 集会後は、PLP会館からデモでありますっ!

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 デモ出発前に気勢をあげる…反戦タイガースさんの「六甲おろし」の替え歌…「都構想おろしに 颯爽と 市役所囲む デモ隊の~」

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 扇町通を西に、梅田方面に直接向かうコースである。

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 いつものように新御堂筋を北上し、左折して梅田OSビル前で解散する30分強のデモ行進を貫徹したぞ!
 住民投票まであと1か月を切った。都構想を粉砕し、松井、吉村を辞めさせよう!維新政治を終わらせよう!

「ちょっとまてい!住民投票」集会(前篇)

 9月21日、PLP会館大会議室で行われた「大阪都構想のごまかしを暴く!」9・21森裕之講演集会に参加してきた。13時頃、会場に赴き、資料のとじ込みや配布チラシの折り込みに参加する。14時に集会開始、司会は縮小社会研究会の難波希実子さんである。主催者あいさつとして、反戦・反差別共同行動in京都代表世話人の仲尾宏さんが「安倍政権は勝手に倒れたのであって、我々が倒したわけではない」と私たちのふがいなさを反省する弁も…ただしダラダラと長い。
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 森裕之さんが登壇して、講演が始まる。大量のパワーポイント資料が用意されている。最初に森さんはエレベータの中で都構想に賛成かもしれないと言う人がいたことに触れ、資料は全て大阪府や市が出した客観的なものを使っている、これを聞けば誰でも「反対」になると述べられた。そして大阪都構想にはそもそもの制度的欠陥があること、大阪市は先日、来年度の税収見込みが500憶円減少する見込みであることを公表したが、新型コロナ対策でどれだけお金が必要になってくるか分からない、将来の見通しが立たない中、不要不急の統治機構改革は政治的暴挙であると主張した。
 大阪都構想とは何か、それは
 ①大阪市の廃止
 ②大阪市の分割(解体)
 ③大阪市の従属団体化
 である。都構想で大阪市は解体され、4つの「特別区」となるわけだが、特別区は東京23区のものと同じで、市町村のように権限と財政は独立していない。大阪市が政令指定都市として持っている大きな権限、財政のほとんどが大阪府に持っていかれる。こどもの稼ぎを親がせしめているようなもので(このへんの例えも含め、森氏は非常にしゃべりが面白い!)子どもは夕食に何を食べるか、旅行にどこに行くかも決められない…それでも「都構想」がいいというのは、奴隷根性まる出しであると述べられた。

特別区はおこずかい制
 
 ちなみに上記イラストは、都構想反対運動のため出回っているもので、配られた大石あきこ氏のチラシにも掲載されている。「おこづかい制」とはなかなか考えたものだが、放蕩親がこどもの稼ぎをとりあげて自由に使い、こどもには自由も決定権もないというのが、都構想の正体である。
 財政的なお話…8月11日に都構想財政シミュレーションの「やり直し」が出てきたが、今後の財政的な影響について、適切な試算は現時点で困難だが、新型コロナウィルス感染症による影響は全国の地方自治体共通の課題であり、地方交付税や臨時の交付金等による相応の財源措置が想定されるとある。確実に国がコロナによる赤字財政を補填してくれる保証はないのに、そんなものを期待するとはなんという自治体なんでしょう!と批判された。9月9日に公表された2021年度の大阪市財政見通しは、637億円の赤字が見込まれ、仮に収支不足額を財政調整基金で全額補てんすれば2020年度末の半分程度の600億円になる。大阪市の財政調整基金は約1400億円あるが、それをほとんど使っていない…借金でつくることが出来ない万博に使うつもりでいるからだ…補てんしないとすれば住民サービスを削るしかないのである。これが来年度の状況だ。
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 都構想実施において特別区の新庁舎設置などのコストを240億円まで下げたが、新淀川区の本庁舎には80人しか職員を配置せず、880人が新北区の本庁舎(中之島)に間借りする。本庁舎には新天王寺区の職員580人も間借りすることになり、新天王寺区の本庁舎には150人しかいない。中央区は680人もの職員が南港のATCチ庁舎に行くことになっている…これで住民へのきめ細かなサービスが出来るのか、災害時に対応できるのか非常に疑問である。
 都構想の制度設計において2016年に大阪市と大阪府が持っている4,592事務事業の仕分けが行われた。このうち各特別区で行う2,245事務のうち、174事務はさらに地域自治区の事務ということになっている。この地域自治区とはこれまでの“区”を制度的に指定するもので、もともとは市町村合併を行う際につくるものだ。だがこの地域自治区もまちがいなく統合されていくだろう。また特別区が共同で行う167事務は、事務組合を作って行うことになるが、この事務組合は東京でも5つぐらいしかないものである。各区間の利害が対立して調整が難しく、議会が関与することもないため事務組合に係る予算を削ったりするのは難しいのだそうだ。

 後半につづくよ。

9・27三里塚全国総決起集会のお知らせ

 三里塚芝山連合空港反対同盟が主催する、9・27三里塚全国総決起集会の案内です。
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 市東さんの農地を守ろう!空港機能強化粉砕!安倍政権打倒!
 9・27三里塚全国総決起集会
日時:9月27日(日)正午~ 集会 14時半 成田市内デモ
会場:成田市赤坂公園芝生広場
アクセス
■JR成田駅西口より2㎞
■JR成田駅西口バス乗り場発中台線「赤坂公園」下車 
           中央通り線「保険福祉館」下車

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 今こそ空港廃港へ、静かな空を取り戻そう!
 「コロナ・ショック」が成田空港を直撃しています。
 4~6月の訪日外客数は昨年から99.9パーセント減少し、B滑走路の3ヶ月間閉鎖など、成田空港では開港以来初めての事態が起こっています。政府の観光立国政策をあてに、成田空港会社(NAA)が描いてきた「年間50満開発着」という需要目標は今はもう夢物語です。空港拡大のための根拠は一切なくなりました。それどころか、コロナ情勢で成田空港の存在意義自体が問われています。
 今こそ反転攻勢の時です。市東さんの農地取り上げ、そして空港機能強化に怒るすべてのみなさんに、9・27三里塚全国総決起集会への結集を呼びかけます。
 農民殺しを許さない
 私たち三里塚芝山連合空港反対同盟は54年間、成田空港建設と闘ってきました。原則を貫いた闘いで、国とNAAにあらゆる意味で強制的手段を用いないことを社会的に約束させてきました。
 ところがNAAは、「話し合いが頓挫したときは別」と居直り、成田市天神峰で無農薬有機栽培の野菜農家を営む市東孝雄さんの農地を強制的に取りあげようとしています。
 農民にとって農地は命です。親子3代100年近く耕されてきた市東さんの農地は、本来農地法で守られるべきものです。「国策」を盾にした国、NAA、裁判所一体の農民殺しを絶対に許すことはできません。
 機能強化の破たんは必至 
 新型コロナウィルス感染症爆発は世界の隅々まで人やモノを移動させることで利益を生み出す時代の終りを告げ知らせています。成田空港でも航空需要は激減し、一時はB滑走路も閉鎖されました。国とNAAが進める空港機能強化はもう必要ありません。
 国は「中長期的には需要は回復する」と、あくまで機能強化を進めるとしてます。「共存・共栄」と言う言葉で私たち住民に強いられてきたのは、土地の明け渡しと騒音だけ…もう我慢の限界です。こんな政策を終わらせる闘いに、ともに立ち上がりましょう。
 今こそ反転攻勢のとき
 コロナウィルスは全世界で現在の社会にあふれる矛盾を暴き出しました。そして、これに立ち向かう人びとを次々と生み出しています。
 米国のBLM運動や香港、韓国での闘いなど、世界中で歴史を画する戦いが始まっています。日本でも動労千葉や全日本建設運輸労組関西生コン支部など闘う労働組合が闘いを牽引しています。
 私たちは「軍事空港絶対反対」「農地死守・実力闘争」の原則を貫き、帰還強制と闘う福島、辺野古新基地建設と闘う沖縄はじめ、全世界の労働者・農民・学生・市民とつながって闘います。今こそ安倍政権を倒し、私たちの手にこの社会を取り戻しましょう。
 9・27全国総決起集会にぜひお集りください。

注)本文は安倍政権倒壊前に書かれています。
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あるみさんとは

あるみさん

左翼、時々テツ!ちょっぴり萌え系…白系共産趣味ブログであったが、どうも本人のスピリットは赤か黒らしい。闘争・集会ネタが主。主戦場は沖縄・辺野古。
 もとネタは、鉄道むすめのメットキャラ「金沢あるみ」さん。フィギュアを手に入れ、メットを白く塗ったりして遊んでいた。「あるみさん」つながりで「すのこタン。」も要チェック!
 「侵略!イカ娘」からはまったのは「ガールズ&パンツァー」…梅田解放区の隠れ「ガルパンおじさん」でもあるが、今は「はたらく細胞」の「血小板ちゃん」にハマり(おいおい)人間が朝の6時に起きれるか!という謎のコンセプトで生きている。

メールは、nishihansenあっとyahoo.co.jpまで(あっとを@に変更して下さい)
ではでは(^^)

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