忙しくてブログ書く暇もないのであるが…宝島社「大阪ミナミの貧困女子」差別出版裁判において、編集者個人を訴えた第二訴訟も不当判決とあいなった…これが金曜日、3月24日のこと。
第二訴訟も不当判決!
 編集者を訴えた第二訴訟ですが、結審が言い渡された前回の期日後、裁判官に追加の文書を出しており、裁判官はその文書を見てから、判決をだすかどうか判断すると述べておりました。
 ところが本日行われた期日は、いきなり「原告の主張を退ける」「訴訟の費用は原告餅とする」の判決が下され、裁判官はさっさと退廷してしまったのです。
 提出した追加文書について、どう評価したのか、という説明は一切ありませんでした!
 単に不当な判決であるばかりでなく、裁判官が仕事をしないで“閉廷”してしまうという、前代未聞のことが起こったのです。「裁判官は仕事をしろ」「戻って来て説明しろ!」抗議の声が起こります。誰も法廷を出ようとする人はいません。
 裁判所職員は「裁判は終わりましたので、速やかに退廷してください」と言うばかり…同じ言葉を繰り返すばかりです。「裁判は終わっていない!」「裁判官を呼び戻して下さい!」「裁判官が偉いのか?同じ人間ではないのか?」といった怒りの声が響きました。ロボットかAIのように、同じ言葉を繰り返すばかりの職員に対して「あなたの人権が侵害された時に、同じ扱いを受けたらどう思いますか?」と問う人もいました。
 だいたい25分ぐらい粘ったでしょうか?代理人弁護士が判決文の写しをなんとか入手した後、みんな法廷を出て弁護士会館での集会になりました。(以下略)

 とまぁ、だいたいこんな感じ…
 それにしても「判決(裁判終了)」後に、法廷を「占拠」して25分間も粘ったのは、大きかったなぁ~
 弁護士先生も「こんな闘い方が、あるんですねぇ~」と感心しておられた。

 裁判官は裁判を指揮する権限を持っているので、審理中に暴れたり、大声を出したりする”不埒な”人に対しては、退廷を命じることができる。ただ、裁判を終えた!と勝手に宣言して帰ってしまったら、そういった訴訟指揮はできない。
 廷吏(あえてこう書く)が、我々に対して「裁判は終わったから、退廷してください!」と”お願い”するのは、裁判所の庁舎管理規定に基づいて行わているのだろうが、「裁判は終わっていない」「納得していない」人たちを退廷させる根拠にはならないだろう。

 ちゃんと裁判をやらない裁判所なんぞ、人民の力で占拠して、解体してしまえばよろしいのだ!(裁判所を解体してタワマンを作るのは、維新の仕事!?)
 ホント、袴田事件でも、狭山事件でも、あるいは入管における様々な不祥事すら認めず、開きなおり居座る法曹なんぞ、解体してしまえ!
 AIのほうが、忖度しないぶん、マシじゃ!ボケ!

 と思った1日であったが…

 のちの弁護士会館での集会では、現在、宝島社を訴えた本訴は控訴審のため、双方からいろいろ意見を聞いて準備中とのこと…まだ「期日」は決まっていないのだが、水面下で控訴審が進んでいるということである。
 第二訴訟も、控訴する方向で検討中だ!

 ろくに審理もしない裁判所に、鉄槌を!宝島社裁判は、まだまだ続くので、支援のほどよろしくお願いします!