たたかうあるみさんのブログMKⅡ

み~んなそろって、闘争勝利!でもやっぱりメットは、白でしょ⁉ということにしておこう。

容量がいっぱいになった「たたかうあるみさんのブログ」を移動して、2020年7月に新たに開設した、共産趣味鉄道ヲタブログ⁉…旅行、萌え系ネタ⁉もあります。

感染症と文明(その7)

 感染症専門家の「山本太郎」氏の本を、1章ごとにていねいにレビューしていく企画その7回目…とりあえずこれでおしまい。

 第6章 姿を消した感染症
 表題はつかみだけ、本章は新興の感染症も含め、感染症の“共存”戦略が語られる。
 歴史を振り返れば、突然流行し、そして謎のように消えて行った感染症がある。十五世紀後半から十六世紀半ばにかけてヨーロッパ全土で流行した粟粒熱、第二次世界大戦前夜に出現し、1940年代から50年代にかけて、中欧、東欧を中心に流行した新生児致死性肺炎、1950年代後半に東アフリカ諸国で突如流行し消えたオニョンニョン熱。第二次世界大戦前後の日本で見られた「疫痢」もそうした感染症の一例かもしれない。(p160)
 そして南西九州と沖縄に多く見られる(それ以外の地域にもある)成人T細胞白血病ウィルスも、姿を消そうとしているらしい。流行地である長崎県で行われた調査では、1987年に約9パーセントあった抗体保有者割合が、2005年には約1.5パーセントまで低下しており、数世代たてばほぼ消えることになるそうな。このウィルスは変異の少ないウィルスなので、人々の暮らしぶりの変化が抗体保有者割合の減少に結びついているのではないだろうか?
 一方で新たに出現した感染症がある。
 1976年にスーダン南部の町ヌザラおよびザイール(現コンゴ民主共和国)北部の町ヤンブクで流行したエボラ出血熱。1980年代に存在が明らかになったエイズ。2003年春から夏にかけて流行した重症急性呼吸器症候群(SARS)。それ以外にも、マールブルク熱(ドイツ、1967年)、ラッサ熱(ナイジェリア、1969年)、ライム病(アメリカ、コネティカット州、1975年)、在郷軍人病(同、フィラデルフィア、1976年)などがある。(p168~169)
 SARSの流行では、「超ばら撒き人(スーパースプレッダー)」なる、多数の人に病原体をばら蒔く人の存在が疑われた。ただし体質的に病原体が増殖しやすく、容易に他人に感染を起こすというより、行動範囲や交友関係が広い人がそうなるのだろう。
 ネットワークの中心「ハブ」が、多数のノードと連結する特製をもつネットワークを「スケールフリー・ネットワークと呼び、現実社会の多くはスケールフリー・ネットワーで構成されている。(それに対し、ランダムなリンクで構成されるネットワークを「ランダム・ネットワーク」と呼ぶ。)スケールフリー・ネットワークは、ネットワークの全体の5パーセントが機能しなくても、代替経路の存在によってほとんど変化なく維持できるが、特定の重要なハブが障害されると、ネットワーク全体が機能不全に陥るという特徴を持っている。SARSの流行ではそのスケールフリー・ネットワークでの流行が疑われた…感染症の流行を理解するためには、人々がどのように接触し交流しているかというネットワークを知ることが重要だ。
 そして筆者は、便宜的にウィルスのヒトへの適応を五段階に分けて考えてみる。
 第一段階(適応準備段階:家畜や獣から直接感染するが、ヒトからヒトへの感染は見られず、単発的な発生のみで終息する。レプトスビラ症、猫引っかき病等)
 第二段階(適応初期段階:ヒトからヒトへ感染するが、感染確立が低いため、流行は収束に向かう。粟粒熱やオニョンニョン病、SARS等)
 第三段階(適応後期段階:ヒトへの適応を果たし、定期的な流行を引き起こす。エボラ出血熱やライム病等)
第四段階(適応段階:もはやヒトの中でしか存在できない。天然痘、麻疹、エイズ等)
第五段階(過剰適応段階:ヒトという種から消えていく。成人T細胞白血病)
 ただ筆者は、第五段階まで進んだウィルスがヒトという種から消えてしまうことは、別の問題が生じると考え
ている。すなわちそのウィルスが消滅した後の生態学的地位を埋めるため、新たなウィルスが出現する可能性で
ある。成人T細胞白血病ウィルスやエイズウィルスの潜伏期が、人間の寿命なみに長くなって“共存”すること
で、新たな別のウィルスの侵入に対する防波堤になるかもしれないのである。

エピローグ 共生への道
 麻疹は都市が出現し、定期的に流行するようになってから死亡率が低下した。結核も実は近代医学導入以前に死亡率は減少しはじめている。病原体の「病原性」は固定されたものではなく、社会の変化や人々の暮らしぶりによって変化する。また人々の行動が選択圧となって、病原体が「進化」することもある。
 エイズウィルス(HIV)について、強毒HIV株は、高い感染力と致死性、短い潜伏期間により宿主が消耗しつくす。すなわち新たな宿主が次から次へと供給される環境でのみ生存が可能だ。感染者と非感染者の接触頻度が低下すると、強毒ウィルスは「消滅」することになり、長い目でみれば潜伏期間が長く、感染効率の低い弱毒ウィルスが優位となる。
 病原体は、ある宿主から別の宿主へと感染をくり返すなかで、宿主体内の総量を徐々に高めていこうとしたに違いない。適応が不十分であるほど、ウィルスは、体内の総量を高レベルに維持し、宿主から受ける淘汰に耐えようとしたことだろう。その結果が、エイズの発症ということかもしれないという説がある。仮説に従えば、いったん適応すれば、もはや淘汰の圧力を受けることはない。宿主に病気を起こすことは自らの生存のために不利となる。そのため最終的には、ウィルスは宿主と安定した関係を築いていくことになる。(p191~192)
 これが適応であり、共存ということか?しかし適応に完全なものはありえず、環境が変化すれば以前の環境への適応は、変化した環境への不適応をもたらす。ある種の適応が、いかに短い繁栄とその後の長い困難をもたらすか…
 病原体の根絶は、もしかすると、行きすぎた「適応」といえなくはないだろうか?感染症の根絶は、過去に、感染症に抵抗性を与えた遺伝子を、淘汰に対し中立化する。長期的に見れば、人類に与える影響は無視できないものになる可能性がある。(p193)
 同様に、感染症のない社会を作ろうとする努力は、努力すればするほど、破滅的な悲劇の幕開けを準備することになるのかもしれない。大惨事を保全しないためには、「共生」の考え方が必要になる。重要なことは、いつの時点においても、達成された適応は、決して「心地よいとはいえない」妥協の産物で、どんな適応も完全で最終的なものではありえないということを理解することだろう。(p194)
 病原体がいなくなる、あるいは弱毒化、無毒化する適応より、一定の「心地よいとはいえない」共生を求める。そのためにはコストもかかる。ヒトと安定した関係を結べていない病原体によって失われる生命を見すごすことは、医学に携わるものとしてできないが、その積み重ねが大惨事につながるものかもしれないということを筆者は知っている。
 こうした問題に対処するための処方箋を、今の私はもっていない。しかし「共生」が、進むべき大きな道であることを確信している。だが、それによって対価を支払うことになる個人がいるとき、私たちは、この問題にどう応えていくべきか。
 どちらか一方が正解だとは思えない。適応に完全なものがないように、共生もおそらくは「心地よいとはいえない」妥協の産物として、模索されなくてはならないものなのかもしれない。そして、それは、二十一世紀を生きる私たちにとっての大きな挑戦ともなるのである。(p195)
 と結ばれている。随分哲学的に、結論について悩まれた様子がうかがわれる。(終了)

老朽原発うごかすな!大集会のお知らせ

 集会のお知らせ。9月6日(日)老朽原発うごかすな!大集会inおおさか
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9月6日(日)開会 午後1時 午後2時30分からデモ
うつぼ公園(大阪地下鉄四つ橋線・中央線 本町駅下車)
主催:「老朽原発うごかすな!大集会inおおさか」実行委員会 
ブログ
高浜1号機、2号機、美浜3号機は45年、44年、43年超えの危険な老朽原発です。40年ルールを守れ!

1万人大集会を実現しよう!
 福島原発事故から9年が経ちましたが、未だに事故収束は見えず、トリチウムなどの放射性物質を含む大量の汚染水が太平洋に垂れ流されようとしています。原発は、事故確率の高さ、事故被害の深刻さ、事故処理の困難さ、使用済み核燃料の処分の困難さなど、現在科学技術で制御できる装置でないことは明らかです。その原発が老朽化すれば、危険度が急増することは多くが指摘するところです。
 それでも、関西電力と政府は、運転開始後45年、44年、43年超えになる老朽原発・高浜1号、2号機、美浜3号機の再稼働を画策し(早ければ10月と言われています)、全国の原発の60年運転に先鞭をつけようとしています。許してはなりません。
 老朽原発の運転を画策する関電と政府の野望を打ち砕くために、「老朽原発うごかすな!大集会inおおさか」の開催が、多様な個人、団体によって呼びかけられました。9月6日(日)、1万人規模の結集を目指しています。
 原発の40年超え運転と新設を阻止すれば、最悪でも、2033年には若狭から、2049年には全国から稼働する原発が無くなります。
 今、原発安全対策費の高騰、原発依存の電力会社からの顧客離れなどで、原発は経営的にも困窮しています。一方、原子力規制委は、原発の「特重施設」が期限までに完成しなければ、原発を停止させると決定しました。また、高額の原発マネーの関電幹部への還流によって脱原発・反原発の声はさらに大きくなっています。この状況の中で、広島高裁は伊方原発3号機運転禁止の仮処分を決定しました。したがって、今は老朽原発廃炉、原発全廃に向かって大きく前進する絶好のチャンスです。
 「老朽原発うごかすな!大集会inおおさか」の大成功によって、老朽原発廃炉を勝ち取り、原発のない、人の命と尊厳が大切にされる社会を実現しましょう!

安倍辞めた!次は吉村・松井が辞めろ!

 28日、大阪府議会で「大阪都構想」協定書案の採決が行われる…ということで「コロナ生活補償を求める大阪行動」他の抗議行動に参加した。
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 12時前に、府庁通用門前に集る…朝は雲が出ているのだが、やっぱり暑い!「全交」の人たちが、ちょっと離れたところで街宣開始!今日の抗議行動は13時からということなのだが、全交の人たちは今日も熱心だ。18日も午前から街宣やっていた。
 私たちは「府議会傍聴」をメインに考えていたので、集まってからとりあえず府庁舎の中に入る。傍聴希望者は1階の廊下に到着順にならび、開会を待つ。感染症対策ということで、入場は52人に制限されているが、重要な議題なのでそこそこ人は集まっている、感心は高い(だから「都構想」に向けた住民説明会を、感染症対策の名目で開催しないというのはおかしいし、それができないのであれば住民投票はするべきではないのだ)。
 府の職員の案内で3階の傍聴席まで急な階段を上る。体が弱ってたり、障碍ののある人には苦行だろう(障碍者には前もって連絡しておけば、なんらかの配慮はあるらしい)。狭い入り口で入場許可のプレートをもらい、荷物をロッカーに預けるまでは大阪市と同じだが、府は簡易の金属探知機まで持ち出してボディーチェックをしているものものしさ。傍聴席のスペースも、市と比べて狭く、ガードマンや府職員が周辺をガチガチ固めるもの苦しさがあった。
 入口や場内には「傍聴席で騒がしくするなど、議事の妨害となる行為をされた場合は、議長が退場を命令し、警察等に引き渡す場合がありますので、あらかじめご注意してください」なる文言がある…議長が退場を命ずるはともかく、警察までたよるか自治体⁉
 ほどなく議会が始まる。議長がなにやら言った後で、「討論」開始。維新の横山ひでゆき議員による都構想協定賛成の立場による演説。「都構想」で大阪の未来や成長を語るのに、維新も共産党もないのだそうな。拍手が凄くて、まるでアンコールを求めるような「翼賛拍手」だったのが気持ち悪い。次は公明党の宮家ふみあき議員による賛成意見表明…公明党の議員は市議会でもそうであったが、いかに自分達が要求してこれこれの条件をつけさせた!という「自画自賛」演説ばっかり(自分の自慢ばっかりするヤツは、どこでも嫌われるぞ!)で、これまた全然面白くない。両議院のしゃべりはおよそ各5分ほど。このあたりで「コロナを無視する都構想ヤメロ!」とかのヤジがいろいろと出る。ここで討議は打ち切り…会派の都合によるのだろうが、「反対」の立場に立つ意見表明は無し!これで議論が尽くされたと言えるのか?「議論はつくされていないぞ!」というヤジもあった。
 投票は記名投票で行われる。議長が「議場閉鎖」を宣言して、青白の投票札が各議員に配られる。賛成は白票、反対は青票を投じるのだ。札を配り終えたら、書記の点呼に呼応して、1番から順次投票開始…。どんどんと白票が投じられる。なぜか共産党の石川たえ議員が呼ばれた時に拍手が起こる?
 13時半ぐらいには投票が終了。立会人のもと、票が確認され、賛成71票、反対15票の圧倒的多数で、都構想協定書案は”可決”された。かなりの自民党府議が賛成にまわったのであろう。
 ここで議題は全て終了し、議長が閉会を予告した時に、あちこちから「コロナを無視した都構想ヤメロ!」「コロナを無視した吉村ヤメロ!」等々、様々なヤジコールが飛ぶ。騒然となった…とまではいかないが、あちこちヤジが飛んだ。維新応援団とみられる人からも「黙れ」とか「吉村知事ガンバレ」なるヤジが飛ぶ…傍聴人は静かに!という”規制”を乗り越え、一定ヤジが出ることは、議会内で圧倒的に”賛成”が占めたとしても、無視するわけにはいかないだろう。
 傍聴を終えて庁舎の外へ…南東側角で、都構想反対のアピール集会に合流。ここは先ほどの全交グループ他、平松元大阪市長らに依拠するな保守系の「大阪・市民交流会」が主催?しているもの。社民党大椿ゆうこ氏や、「新選組」大石あきこ氏も来てたぞ。
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 で、集会やってるあいだに「安倍、辞任表明!」なるニュースが入って来た!私の携帯にも、Y!ニュース共同通信で入って来ていた…ここにいる人たちに共有され、みんな素直に喜んだが、次の辞任は、吉村・松井だということを考えたに違いない。
 「都構想反対」を始めとした個別課題を闘うひとたちにとって、安倍辞任表明はひとつの”通過点”にしかすぎない。解決しないといけない問題が、山ほどあるのだ。加えて、安倍は勝手に「しんどいから辞任」するだけであって、モリカケサクラや、様々な”悪政”について責任をとって辞めるわけではない。ただ、コロナ対策の不備を我々に着かれたくないという”保身”ゆえに辞めているのだから、我々の一定”勝利”でもあるのだが、「水に落ちた犬」はおおいに打たないとイケナイ。
 加えて、安倍政権の8年間で、破壊された社会(これはもう”通常道徳”の分野まで含む根深いものだ…間違っても責任ととらない、謝罪もしない、言い訳して、開き直る、平気でウソをつく…これは子どもの教育にとってもよくないぞ!)を立て直さないといけないのだ。ホント、安倍が辞めて済むことではない。
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 とはいえ、これはすごく良くできてるな(^^)/// カッパ松井&イソジン吉村!

 この集会後、大阪府警前に赴き、7月17日弾圧で逮捕・拘留されているAさんを釈放しろ!という抗議行動がを15時から開始。警官がわらわらと出て来るが、撃退したぞ。
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 とにかく、なにもしていないAさんが逮捕され、自由を奪われているのに対し、悪事の限りをつくし(少なくとも真面目な公務員が一人、自殺している!)た安倍やその仲間たちが責任もとらずのうのうと暮らしている世の中こそ、間違っとる!
 ちなみに当該はほしゃくもされず、起訴されるようだ。本当に許せない!

 安倍政治の尻ぬぐいは大変だが、明日、緊急に「梅田解放区」をHEP前で19時から行う…民主主義は今からはじめないといけない。コロナ後の社会は、私たちがつくらないといけない。
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あるみさんとは

あるみさん

左翼、時々テツ!ちょっぴり萌え系…白系共産趣味ブログであったが、どうも本人のスピリットは赤か黒らしい。闘争・集会ネタが主。主戦場は沖縄・辺野古。
 もとネタは、鉄道むすめのメットキャラ「金沢あるみ」さん。フィギュアを手に入れ、メットを白く塗ったりして遊んでいた。「あるみさん」つながりで「すのこタン。」も要チェック!
 「侵略!イカ娘」からはまったのは「ガールズ&パンツァー」…梅田解放区の隠れ「ガルパンおじさん」でもあるが、今は「はたらく細胞」の「血小板ちゃん」にハマり(おいおい)人間が朝の6時に起きれるか!という謎のコンセプトで生きている。

メールは、nishihansenあっとyahoo.co.jpまで(あっとを@に変更して下さい)
ではでは(^^)

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