たたかうあるみさんのブログMKⅡ

み~んなそろって、闘争勝利!でもやっぱりメットは、白でしょ⁉ということにしておこう。

容量がいっぱいになった「たたかうあるみさんのブログ」を移動して、2020年7月に新たに開設した、共産趣味鉄道ヲタブログ⁉…旅行、萌え系ネタ⁉もあります。

7・17対市交渉が行き詰まる!

 昨日、大阪市役所で住民票のない野宿労働者に定額給付金を支払えという要求についての協議・交渉が行われたのだが、非常に残念なことになった。

 住民票のない野宿労働者に対し、定額給付金を支払うスキームは前回書いた記事にもあるようにおおむね「合意」し、実は7月16日から動き出していたのである。別の団体さんとの協議でも明確に提示され、シェルター等で「住民登録」が出来る仕組みが動き出していたらしい…だから17日の交渉で、その中身の確認や、さらなる拡充が求められていたわけだ。
 ところがそういった情報が流れる中で、せっかく住民登録をしても3ヶ月ぐらい立つとそれが消されてしまうのでは?という疑念をもつ労働者もいた。そうした人が昨日の交渉に参加し、のっけから激しく市当局に詰め寄った。満足な回答が得られない中で、市の担当者が負傷した!暴力だ!警察を呼ぶぞ!となったのが表記の「福祉局の被害届け」である。
 もちろんこちら側は大声を出したりはしたが、暴力はふるっておらず、市の担当者が負傷したという事実もない(ただし「市の担当者」はかなり大袈裟なリアクションをしたあげく、救急車を呼んで病院に行っている…医師がどのような判断をしたかは不明)。ただし市側も態度を硬化させ、「協議を打ち切る」と宣言した。こちら側としてもなんとか食い下がってはみたが、協議を再開するかどうかは、上司の判断をあおぎたい。協議を継続するかどうかの回答はすぐには出せないという押し問答が続く。警察は警察で、交渉の場にズカズカと入り込んでくる(すぐに追い返したが)。
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 こんなふうに、警察が会議室外の廊下にたむろし、隙あらば「弾圧」を狙ってきているのである。会議室入り口も、市役所担当とこちら側の押し問答が続いている。
 園氏のツイートにもあるように、公安三課もやって来た…園氏は11時頃に遅れてやってきたのであるが、市役所に入ると公安警察がわざと”体当たり”をかまして弾圧を狙ってくる、本当に卑劣な奴等である。
 市側からは連休明けの27日以降に「協議を継続するかどうか?」の回答をするという…とりあえずこの回答を引き出して今後の方針を決めた後、市側から12時以降に会議室使用予定があるとも聞いていたので、11時45分頃には会議室を引き払った…が、それを見越して、公安三課の連中がやって来て、会議室に入り込む。そして中から鍵を掛けて”捜査”を始めたようだ。中に傘を忘れたという仲間が取りに帰ってきたら、ドアに鍵がかかっていたのである。(いちおう頼んで中に入れさせてもらい、傘を確認した)。
 現場での”逮捕者”もなく(「暴力」も「被害」もなかったから当然のことである)とりあえず終わったが、市当局には安易に警察を呼び、公安警察まできたことを厳重に抗議した。当たり前だろう。公安警察は、市民の思想や信条を監視し、政府・行政に都合の悪い人間をあぶりだすための「思想警察」である。こんな奴らが市民が陳情にきたり、様々な必要書類を作成する公共の場でウロウロすることは「民主主義の破壊」であり、絶対に自治体が率先してやってはイケナイことなのだ。DSC04550
 雨も止んできたので、昼からは市役所前で街宣を行い、交渉を打ち切り、警察を庁舎に呼び込んだ市当局を弾劾した。また同時にどのような「スキーム」の下、住民票のない野宿労働者に定額給付金を支払うのか、その体制はどうなっているのかを確認しに行った。(これは「協議」ではなく、問合せなので市も応じなければならない)
 我々に用意していた回答書も含め検討すると、様々な問題点が明らかになってきた。
 大きな問題は、センター等に住民票を置いて定額給付金を支払うシステムを、あくまでもやりたい人、それを知りえた人のみがやってもらうという枠組みにしており、大々的に野宿労働者等に宣伝するようにはなっていないことだ。だから窓口も西成区役所”のみ”であり(野宿労働者は大阪市全域にいるわけだから、少なくとも全区役所に窓口を設けるべきである)釜ヶ崎内の便利な場所に専用窓口を設けるということも検討されていない。また住民票はセンターの「入所者」に発行されるとあるが、前回話されてた「利用者」と見なされれば利用者カードを発行し、そうした人にも住民票を発行するということがまるで示されていない。そして冒頭に上げた労働者の懸念…せっかく住民票を作っても、時間が経てばまた消去させられるのでは?ということが払拭されていないのである。もちろん広報体制についても不足している。
 また前回我々が要求していた、8月25日の定額給付金支給の起源を延長する件、あるいはセンター等に住所を定めたとしても、失踪届が出ている等様々な理由で住民票が作れない人に対し、住民票に拠らない支給方法の検討については、総務省が了解しないので難しいという回答・対応であり、市独自に仮支払いするということも検討していないようだ。また総務省との交渉過程をHP等に明示するということも検討されていない…こういった踏み込んだ要求に対しては、まだまだゼロ回答であるのが現状である。
 なんとしてでも協議継続を勝ちとり、追加要求を実現させなければならない!

 また「弾圧」について、現場での逮捕者がでていないものの、公安事件は忘れた頃にでっち上げ逮捕というのがあり得る。市当局や警察への抗議を集中し、コロナ被害者に対する弾圧(世界中でもさすがにそういったケースはあり得ない…逆に日本ならやりかねない)をなんとしても阻止しなければならない!

天皇代替わりに異議あり!関西集会

 集会のお知らせ。
天皇代替わりに異議あり!関西集会
7・23 いま共和制日本を考える
ー基本的人権の尊重・主権在民・天皇の政治参加の否定―
s-7・23反天皇集会_0001
2020年7月23日(木・休)
午後1次開場ー1時半開会
於:エルおおさか・南館1023号室
(地下鉄・京阪「天満橋」下車)
資料代:500円(学生以下半額/介護者無料)

講師:堀内哲さん
●ほりうちさとし(1970年生まれ)プロフィール/長野県在住。市民運動の傍ら日本における共和制の可能性を研究する。著書にに『日本共和主義研究』(2013年、同時代社)
 共著に『天皇条項の削減を!』(2009年、JCA出版)『いま共和制日本を考える』(2011年、第三書館)『生前退位ー天皇制廃止―共和制日本へ』(2017年、第三書館)、『ロシア革命100年を考える』(世界書院)などあり。

★4月12日に開催の集会でしたが、7月23日に変更になりました。
★お願い コロナウィルスの感染予防のため、牡蠣ご協力をお願いします。
①マスク等の準備をお願いします。
②恐れ入りますが、風邪気味の方、熱や席がある方はご遠慮願います。

主催:天皇代替わりに異議あり!関西連絡会
反天皇制市民1700ネットワーク/兵庫反天皇制連絡講座/参戦と天皇制に反対する連続行動/反戦反天皇制労働者ネットワーク/関西共同行動/9条改憲阻止共同行動/釜ヶ崎パトロールの会/労働者共闘/京都「天皇制を党」講座実行委員会/日本キリスト教団京都教区「教会と社会」特設委員会/反戦・反貧困・反差別共同行動in京都/コラボ玉造/釜ヶ崎連帯委員会/釜ヶ崎日雇い労働組合/新空港反対東灘区民の会/週刊金曜日読者の会・大阪
連絡先:090₋5166₋1251 寺田

「維持管理」の仕事は面白くない?

 昨日の記事では、介護労働が他の労働よりも一段低く見られている「職業差別」がある…それは介護の仕事がもともと家庭内、広くしても親族内で”完結”するものであって、「家事労働」を「社会的労働」より一段と低いものとして見ることに由来するのでは?というようなことを書いた。
 これをもう少し掘り下げて考えてみよう。
 「介護労働」…狭義には高齢者介護だが、障がい者の介護も含む…は、高齢者や障がい者がそのまま生きていくために必要とされる労働だ。言ってみれば、直接、社会的に新たな価値を生み出すという労働ではない。(ただし家庭内で介護に携わる人を介護から”解放”して社会的労働に就かせるという効果はある)昨日の記事で例に出した農業労働では、新たに作物が出来る!という、社会に新たな価値を加えることができる。これが、「家事労働」と「社会的労働」の違いだ。
 ただし「新しい価値を付け加えない」という「社会的労働」もいっぱいあって、典型的には商業や物流が上げられる。労働生産物(農作物や工業製品)を”右から左に流す(非常に表現の仕方は悪いが)”だけで、労働生産物に新たな価値をつけ加えるものではない。ただ生産者⇔消費者という分離があり、生産と消費の場が離れている現実から考えると、商業や物流でA⇒Bに労働生産物を移動させる行為もまた、消費者Bにとって、Aで作られた商品価値の一部を為す(だから「価格」に流通費が含まれるのだ)。とりあえず商業や物流は、価値構成の一部をなしている。
 人が相手のサービス産業はどうか…マッサージをしたり、理髪・美容の仕事は、相手を気持ちよくさせるという”効用”がある。それが「新しい価値」なのだ。介護労働に近い、保育や教育労働はどうか?子どもや相手が「成長する」という「新しい価値」があるではないか‼
 それと比べて、介護労働や家事労働はどうか?対象の相手が気持ちよくなったりすることはあるかもしれないが、それは主目的ではない。ひたすら、日常を続けるだけ…維持管理の仕事なのだ。

 土木屋の世界においても、橋やトンネル、ダム、地下鉄等の建設は相変わらずスポットライトを浴びるが、それらを維持管理する仕事は、ひたすらルーチンの繰り返し…定期的に点検・チェックを繰り返し、記録する、何も起こってなければ、安堵だ!…花もなくつまらない。そして苦渋作業は続く…日本を始めとした先進国では社会インフラの整備が進んでいるので、建設工事よりも、そういった維持管理の業務ウエイトが大きくなっているのだが、こうゆう業務はまだまだ人気がないのが実情だ。

 そういったことを考えると、大西つねき氏が「若者たちの時間」を「介護労働」に費やすことはいかがなものか?とも思ってしまうだろう。
 ただ、「社会の維持管理」ということで考えると、警察や消防も含めた、公務員の仕事というのもまさにそうであって、彼らは今の社会が今のまま継続していくために必要な仕事をやっているわけだ。ではそうゆう公務員の仕事が尊重され、一定世間からリスペクトを受け、身分や収入が安定している…のであれば、介護の仕事も公務員と同様に、その仕事が尊重され、リスペクトされ、身分や収入が安定していないと、そりゃやっていけんだろう!

 太西つねき氏は、お金の出し方を変えて、世の中を変える!という考えを持っているようだ。そのお金をつかって、介護労働が世間でリスペクトされるような仕事に変えるのが政治家としての仕事であり、介護労働を見下したあげく、それを縮小するため「命の選別」という絶対にやってはいけないことを持ち出したのは本末転倒なのである。
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あるみさんとは

あるみさん

左翼、時々テツ!ちょっぴり萌え系…白系共産趣味ブログであったが、どうも本人のスピリットは赤か黒らしい。闘争・集会ネタが主。主戦場は沖縄・辺野古。
 もとネタは、鉄道むすめのメットキャラ「金沢あるみ」さん。フィギュアを手に入れ、メットを白く塗ったりして遊んでいた。「あるみさん」つながりで「すのこタン。」も要チェック!
 「侵略!イカ娘」からはまったのは「ガールズ&パンツァー」…梅田解放区の隠れ「ガルパンおじさん」でもあるが、今は「はたらく細胞」の「血小板ちゃん」にハマり(おいおい)人間が朝の6時に起きれるか!という謎のコンセプトで生きている。

メールは、nishihansenあっとyahoo.co.jpまで(あっとを@に変更して下さい)
ではでは(^^)

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