たたかうあるみさんのブログMKⅡ

み~んなそろって、闘争勝利!でもやっぱりメットは、白でしょ⁉ということにしておこう。

容量がいっぱいになった「たたかうあるみさんのブログ」を移動して、2020年7月に新たに開設した、共産趣味鉄道ヲタブログ⁉…旅行、萌え系ネタ⁉もあります。

もうやめようあぶない原発!大集会inおおさか

 本日6月8日に大阪、うつぼ公園で行われた、もうやめようあぶない原発!大集会inおおさかに参加してきた。
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 13:00開会、司会はオール福井反原発連絡会の林広員さん。主催者あいさつで「老朽原発ううごかすな!実行委員会の中島哲演さん。
 つづいて反原発紙芝居が始まる…

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 横長の横断幕を取り換えて、今の原発行政の危険性を訴える新しい⁉試みである。しかし作るのは大変だったであろう。ご苦労様でした。

 つづいて各地の報告…青森から、核燃料廃棄物搬入阻止実行委員会の中道雅史さんから、核燃料サイクル計画の破たん、にもかかわらず、原発を動かし続けるのは潜在的核兵器保有、核武装のためだと弾劾。
 女川から、みやぎ脱原発・風の会の館脇章宏さん、刈羽原発から、規制庁・規制委員会を監視する新潟の会の桑原三恵さん。

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 愛知・岐阜の老朽原発40年廃炉訴訟市民の会の共同代表、草地妙子さんのあいさつ。続いて能登半島の志賀原発を廃炉に!訴訟団原告団長の北野吸うs無さんのボイスメッセージが流される。
 
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 福井の原子力発電に反対する福井県住民会議・事務局長の石地優さんから、福井の原発で使用済み核燃料の行き場がなく、これまで関西電力がやっていなかった「乾式貯蔵」について言及してきたことに対する詳しい批判が述べられた。
 東電福島第一原発事故からの避難者である菅野みずえさんからは、「福島事故という名、東電の事故だ!」というもっともな批判があった。
 「アジアの動きと日本の原発」と題して、ノーニュークス・アジアフォーラム・ジャパンの佐藤大輔さんからのへ発言。
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 先月17日、脱原発を成し遂げた台湾についての報告…台湾でも「原発再稼働」派はいて、大事故を起こした日本でさえ原発が動いている…といった「反動」に利用されかねないと、日本の現状を批判された。

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 ポテッカーを掲げてアピールする時間…その後、カンパアピール。

 政党あいさつ…
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 発言順に、社会民主党参議院議員、大椿ゆうこ、新社会党市民運動委員長、かい正康(社民党参議院選挙比例名簿推薦枠)、日本共産党衆議院議員、たつみコータロー、緑の党グリーンズジャパン大阪府本部、鍵谷誠一、立憲民主党大阪府総支部連合会幹事長、野村いくよ、れいわ新選組大阪府参議院総支部長、かばた健吾がそれぞれあいさつ。原発依存に舵をきる石破政権批判、原発を容認・推進する国民民主党批判、そして次の参議院選挙で、原発をなくす候補者・政党の躍進を訴える…「新選組」かばた氏は立憲民主党も批判。
 労働者の力で原発とめようと題して、フォーラム平和・人権・環境、全国労働組合連合近畿ブロック、おおさかユニオンネットワークから、それぞれあいさつ。
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 おおさかユニオンネットワークの西山直洋さんは、この集会の労組ののぼりのほとんどがおおさかユニオンネットワークのものだと紹介したうえで、労組が経済だけでなく、原発などの政治問題にかかわることの重要性を主張された。
 労組アピールの後、各地からメッセージが寄せられていることが紹介された後、老朽原発うごかすな!実行委員会の橋田秀美さんから「集会宣言」の提案、そして拍手に夜採択が行われる。
 関西共同行動からデモの説明があった後…14時45分から、デモでありますっ‼

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 小雨がぱらつく中、デモに出発!

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 傘をさしている人もそこそこ居ますが…

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 雨はあんまり激しくならず、むしろ止む方向に…
 「関電は、約束まもれ!」「使用済み燃料の、行き場はないぞ!」「上関に、押し付けるな」「青森に、押し付けるな!」「フランスでは、ないぞ!」

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 「若狭の原発を、廃炉にしよう!」「若狭の原発、超老朽!」「老朽原発、ただちに廃炉!」

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 南海の難波駅が見えてくる…渡されたコールの他、若者たちが「原発廃炉、わっしょいわっしょい」などとコールして、繁華街は大盛り上がり!
 手を振ってくる外国人観光客、日本人もたくさんいて、こちらも手を振り返す。

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 「脱原発を、達成しよう!」「台湾は、達成したぞ!」「自然エネルギー、に切り替えよう!」「自然エネルギーは、コストも安い!」「すべての原発を、廃炉にしよう!」 
 若者たちが、過去に原発廃止を決断できなかった立憲民主党・野田代表ヤメロコール…野田はNOだ!も響きわたる。

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 解散地点に無事到着…お疲れさまでした。

関良基氏の自由貿易批判を知る!

 世間は小泉進次郎農水大臣による備蓄米の安売り(これでコメの値段が全体的に下がるというものではなく、ネット通販で運よく手に入れたり、スーパーやコンビニで並ぶことができる人にのみ”安くて品質の良くない米”が届くだけのもの)と、トランプ関税…アメリカがこれまで主導してきた「自由貿易体制」を手のひら返しでぶっ壊すだけの愚策…への対応として、「アメリカからのコメの輸入拡大」、さらには「コメの輸入自由化」云々が言われるようになった。が、FBで友人から”あるサイト”を教えてもらい、びっくり仰天⁉…関良基氏が、農産物の自由貿易批判を行っていたのである。
 関良基氏は、昨年の5月にありえたかも知れない江戸の憲法ともうひとつの近代史という講演を聞き、また関連して「江戸の憲法構想 近代日本史の”イフ”」という本を購入し、倒幕の黒幕はアーネスト・サトウなんて記事も書いている。
江戸の憲法構想 日本近代史の“イフ” / 関良基 【本】
江戸の憲法構想 日本近代史の“イフ” / 関良基 【本】
もっとも関さんの専門は”歴史”ではなく、上記本の著者紹介にも「京都大学農学部林学科卒業」とあり、林業や農業、さらにはそこから”社会的共通資本”を守ろう!という方面が専門の人だ。著書に「自由貿易神話解体新書ー「関税」こそが雇用と食と環境を守る」(花伝社、2012年)や
自由貿易神話解体新書 「関税」こそが雇用と食と環境を守る[本/雑誌] (単行本・ムック) / 関良基/著
自由貿易神話解体新書 「関税」こそが雇用と食と環境を守る[本/雑誌] (単行本・ムック) / 関良基/著
共著で、「社会的共通資本としての森」(宇沢弘文共編著、東京大学出版会、2015年)や、「社会的共通資本としての水」(まさのあつこ・梶原健嗣共著、花伝社、2015年)などがある。
【中古】社会的共通資本としての森 /東京大学出版会/宇沢弘文(単行本)
【中古】社会的共通資本としての森 /東京大学出版会/宇沢弘文(単行本)
【中古】 社会的共通資本としての水 / 関 良基, まさの あつこ, 梶原 健嗣 / 花伝社 [単行本(ソフトカバー)]【宅配便出荷】
【中古】 社会的共通資本としての水 / 関 良基, まさの あつこ, 梶原 健嗣 / 花伝社 [単行本(ソフトカバー)]【宅配便出荷】

で、紹介してもらったブログ記事①と、その続きの②~④のリンクを張っておく。
農産物関税を撤廃してはいけない理由その1ー飢餓を生み出す―
農産物関税を撤廃してはいけない理由その2ー農業にグローバル市場は不要ー
農産物関税を撤廃してはいけない理由その3ー環境破壊ー
農産物関税を撤廃してはいけないシリーズの補足ーアメリカの攻撃的保護主義ー
 加えて、①の前段に当たる記事藻、リンクを張っておく。
関税と農業保護が必要なぬたつの理由
 これらの記事が書かれたのが、2011年1~2月、ちょうど民主党、菅政権が「TPP」も加入すると言い出した頃に「自由貿易批判」として書かれたものである。
 ①は、二つの需要曲線…供給量の少しの変化で価格が大きく変わる農産物のようなものと、あまり変わらない工業製品の違いを示している。
 農産物(とりわけ穀物)の価格はちょっと生産がダブついただけでも急落するし、わずかでも欠損が生じれば急騰する。人間の胃袋の大きさはほとんど変化しないので、価格が変化しても需要量に大きな変化は出ない。値段が高かろうが安かろうが、人間が必要とする食料の総量はほぼ決まっている。逆に言えば、需要曲線は垂直に近くなる(=つまり価格弾力性が低い)。従って供給量のわずかな変動で価格が乱高下することになる。
 こういった価格弾力性の低い生活必需品(特に穀物)を”自由化”してはよくないという命題を導くのは容易であるとする。ちょっとの供給の変化…豊作・不作…で、値段が乱高下するということは、投資家にとっては魅力だろうが、生産者や消費者にとっては死活問題だ。
 たとえば自由化の結果、30年間のうち28年は食料品の価格が自由化前の半分程度に安くなり、残りの2年間は価格が自由化前の3~4倍にも急騰するとしよう。価格の平均値を取れば今よりだいぶ安いということになる。しかし、30年中28年間は利益を受けていたにせよ、残りの2年間で貧困者は食っていけなくなり、下手をすれば餓死に至る。その2年間で人間の生命活動が停止に至れば、残りの28年間利益を受けていたとしても、そんなことは全く無意味であろう。
 そう、28年間お金が儲かっても、残りの2年で“餓死”してしまっては何にもならない。

 ②は、工業製品と農産物の生産費用の特性を示したグラフを用いて、
 しかし、例えば肥料の投入量を増加させていっても、生産量の増加は次第に鈍くなり、ついには限界に達する。これが農産物生産の特徴である。農産物(林産物もそうだが)は、所詮、水と二酸化炭素を太陽エネルギーで炭水化物を合成するという光合成の作用によるものである。自然法則によって定まる光合成の能力を超えて、農産物が生産されることはあり得ない。ゆえに農産物は費用をかければ生産はいくらでも増大するというものではなく、生産費用の増加率に比して、産出量の増加率は逓減していく。よって、この費用をかけてこれだけ生産すれば利潤が最大になるという「利潤最大点」が存在することになるのだ。こうした特質は収穫逓減(=限界費用逓増)という。
 こういった農業や林業、水産業などは限界費用逓増(=収穫逓減)産業であり、ある価格の下で生産者が売りたいという量は一義的に決まってくる。それに対し、工業製品は、
 工業製品をつくるには初期費用が膨大にかかるので、ある程度の量を生産せねば赤字になる。しかし、ある点を超えると生産増加に必要な追加コスト(限界生産費用)は低下していくので、販売すればするほと利潤はどんどん増大していくことになる。つまり利潤最大点は存在しない。このような条件で生産者は、できる限りたくさん売った方が利潤は増大するのである。こうした特質は収穫逓増(=限界費用逓減)と呼ばれる。
 初期費用の問題をクリアすれば、売れれば売れるだけ生産を伸ばし、売りまくって利潤を得ることができるし、それをやる…工業製品の生産量を決めるのは、需要側の制約、売れなくなったらおしまいということだ。だから国境を撤廃して、グローバルに商売をしようとする、だが
 限界費用逓増(=収穫逓減)産業である農業は、節度をもって生産量を抑制し、最適な量を地域の消費者に提供するという、本来的に地産地消型の産業である。農業生産力の発展に応じて人口も増え、農耕民族が打ち立てた国家であれば、だいたいどこでも歴史的に穀物自給率100%前後で落ち着くのである。それでみな満足なのであって、国境の壁を取り払ってグローバル単一市場にする必然性など何もない。
 よって
 工業製品は関税撤廃しても、農産物関税は撤廃してはならないのである。グローバルな国際協力として農業部門に必要なのは、諸国家に農産物関税の自主決定権と自給率向上の権利を認めた上で、食料を備蓄し、ある国で不作になって飢餓が発生したとき、備蓄のある国が穀物を輸出に回すという管理貿易である。
 のだそうな。

 ③は、ブラジルの大豆生産(収穫面積)と中国の大豆輸入量(いずれも2005年まで)を示したうえで、ブラジルにおける森林破壊…環境問題…と、中国における大豆農家の没落、農民暴動の増大といった問題に言及している。またインドにおいては、
 インド政府は国産のナタネ油を、1994年から貿易自由化していった。これがインドネシアやブラジルの熱帯林破壊の大きな要因となった。すなわちインドネシアからのヤシ油、ブラジルからの大豆油の輸入によって、熱帯林破壊につながった。
 インドネシアでは、熱帯林に依存して暮らす地域住民がプランテーション会社に土地を奪われていった。輸入するインドの側では、菜の花生産農家や菜種油の搾油業者などあわせて300万人以上が失業し、路頭に迷ったと言われている。
 農業で暮らしている人が食えなくなって、農地を手放し、流民化(プロレタリア化)するというのも、広義の環境問題であろう。そして、
 新古典派経済学は、貿易による外部不経済効果を内部化するために関税をかけるという論点を真剣に取り扱おうとしない。貿易による環境破壊の発生という論点は、環境経済学の教科書のなかでもほぼスルーされている。 
 新古典派の環境経済学は、貿易の問題には口を閉ざしてほとんど何も言わない、書かない。スタンダードな新古典派の環境経済学の教科書は、貿易によって発生する環境問題について何も書かない。触れたくないのである。これは現実と真剣に向き合うことを放棄した、彼らの不誠実さを物語るものでしかない。
 と批判する…環境(農民と農村)を守るための関税は、正しいのだ!

 ④では、アメリカ・EUの農業保護政策について触れ
 フランス農家の所得の80%は政府からの直接支払い。アメリカですら50%で、日本はたったの16%。これだけ補助されていれば、アメリカやフランスの穀物に競争力があるのは当たり前でしょう。日本に競争力がないのは補助が全く足りないからです。
 本日(2011年2月7日付け)の東京新聞は、EUや米国の農家が国にいかに大事に保護されているのかということを数字で論証していました。さすが東京新聞。他の全国紙とは違います。それによれば、EUの農家一世帯が受ける直接支払額は日本の農家一世帯の3.6倍、アメリカの農業予算は年間10兆円などと紹介されていました。アメリカ政府が農業保護にかける予算の情熱といったら、ちょうど日本がダムや道路の公共事業にかける情熱に匹敵するといえるでしょう。
 と述べ、
 私は国土保全と食料安全保障のためのスイスのような自衛の保護主義は全く正当な行為だと思います。しかし、米国の輸出のための保護主義は、他国の人々の胃袋を支配し、国際覇権を維持するための戦略的道具であり、おまけに他国の国土をも破壊するという迷惑この上ないシロモノです。自衛の保護主義は正当であり、攻撃の保護主義は不当なのです。
 と主張すている。

 おお、これらの反グローバリズム、反自由貿易の主張を、トランプ関税がふきすさび、さらなる米不足・米価高騰(備蓄米放出はあくまでも”つなぎ”の政策でしかない…飢饉のときの「お救い米」だと思わないとイケナイ、そして放出する備蓄米さえなくなる可能性がある)が予想される…儲からないし高齢化でいよいよ、農家が米もつくらず”引退”する一方になる…なか、どうすれば生産者・消費者も満足できる食料政策、貿易管理政策を取ればよいか!ということが見えてきそうだ…というより、15年ぐらい前の議論だぞ、これ‼

 さて、関良基さんの明治維新関連の講演は、「戦争あかん!ロックアクション」の企画で行われた…ロックアクションでは、食の安全や食料自給、種司法の問題なんかでも講演集会を企画しているので、ぜひ関良基さんの、自由貿易批判での講演集会を企画してもらいたいものである。

 あと、関さんのブログ、Gooブログだが2025年11月18日にブログサービスを終了することになっている。関さんがブログの引っ越しとかをしない限り、ブログ記事が消えてしまうこと予想されるので、早めにアクセスして確認しておくことをお勧めする。

元富田林市議パワハラ名誉毀損裁判のお知らせ

 裁判傍聴のお願い。
20250612 富田林パワハラ名誉毀損裁判
元富田林市議
パワハラ名誉毀損裁判
原告 田平まゆみ(元日本共産党富田林市会議員)

\傍聴へご参加ください/
2025年6月12日(木)
@大阪地裁堺支部304号法廷
 堺東駅西口から徒歩5分(47名定員)
 14:00裁判開始
 傍聴券が配布される予定です。配布時間までにご来場ください。配布時間と場所は裁判所HPの傍聴券交付情報からご確認ください。
 
 大阪地裁堺支部 
 大阪府堺市堺区南瓦町2-28

裁判概要
元日本共産党議員の田平まゆみさんが、元日本共産党の年長男性議員から受けた名誉毀損行為に対して提訴した裁判です。被告によるハラスメント行為は共産党がすでに認定しています。

閉廷後、近くの会場に移動して報告集会
 〔主催〕富田林裁判事務局
 報告 原告 田平まゆみ
    原告代理人 仲岡しゅん弁護士

カンパのご協力をお願いします
富田林裁判事務局
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 富田林支店(店番204)
 普通 口座番号 0373850

mail tondabayashi.saiban@gmail.com
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あるみさんとは

あるみさん

左翼、時々テツ!ちょっぴり萌え系…白系共産趣味ブログであったが、どうも本人のスピリットは赤か黒らしい。闘争・集会ネタが主。主戦場は沖縄・辺野古。
 もとネタは、鉄道むすめのメットキャラ「金沢あるみ」さん。フィギュアを手に入れ、メットを白く塗ったりして遊んでいた。「あるみさん」つながりで「すのこタン。」も要チェック!
 「侵略!イカ娘」からはまったのは「ガールズ&パンツァー」…梅田解放区の隠れ「ガルパンおじさん」でもあるが、今は「はたらく細胞」の「血小板ちゃん」にハマり(おいおい)人間が朝の6時に起きれるか!という謎のコンセプトで生きている。

メールは、nishihansenあっとyahoo.co.jpまで(あっとを@に変更して下さい)
ではでは(^^)

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