鉄道ネタ、二点…
昨年の11月に値上げできずに鉄道廃止⁉紀州鉄道という記事を上げた。紀州鉄道をう運営する不動産会社が不採算部門の鉄道を廃止する意向をしめした…廃止の前に「経営努力」も必要であったのだが、運賃値上げを申請することが出来ずに?2026年度中にも廃止されるのでは…というものである。「運営を引き継ぐ会社が見つかれば鉄道事業は良い条件で譲渡する」という話もあるようで、その動向に注目していたわけであるが、進展がみられたようである。Y!ニュース産経新聞より
「日本一短いローカル私鉄」和歌山・紀州鉄道が事業譲渡へ 厳しい経営、改善難しく
「日本一短いローカル私鉄」とされ、和歌山県御坊市内に路線をもつ紀州鉄道が、鉄道事業を譲渡する方針であることが5日、明らかになった。厳しい経営状況が続いており、事業継続は困難と判断したとみられる。同市などは今後の支援策を検討していく方針だ。
同市によると3日に開かれた「市地域公共交通活性化再生協議会」で、同社の中川源行社長から、譲渡先として想定している企業と協議を進めていることなどが報告されたという。具体的な譲渡時期や方法などは未定といい、契約に向けて細部の協議を進めているとみられる。協議を進めている企業名は非公表。
昨年の11月に値上げできずに鉄道廃止⁉紀州鉄道という記事を上げた。紀州鉄道をう運営する不動産会社が不採算部門の鉄道を廃止する意向をしめした…廃止の前に「経営努力」も必要であったのだが、運賃値上げを申請することが出来ずに?2026年度中にも廃止されるのでは…というものである。「運営を引き継ぐ会社が見つかれば鉄道事業は良い条件で譲渡する」という話もあるようで、その動向に注目していたわけであるが、進展がみられたようである。Y!ニュース産経新聞より
「日本一短いローカル私鉄」和歌山・紀州鉄道が事業譲渡へ 厳しい経営、改善難しく
「日本一短いローカル私鉄」とされ、和歌山県御坊市内に路線をもつ紀州鉄道が、鉄道事業を譲渡する方針であることが5日、明らかになった。厳しい経営状況が続いており、事業継続は困難と判断したとみられる。同市などは今後の支援策を検討していく方針だ。
同市によると3日に開かれた「市地域公共交通活性化再生協議会」で、同社の中川源行社長から、譲渡先として想定している企業と協議を進めていることなどが報告されたという。具体的な譲渡時期や方法などは未定といい、契約に向けて細部の協議を進めているとみられる。協議を進めている企業名は非公表。
同市の三浦源吾市長は5日「鉄道事業を取り巻く経営環境は極めて厳しく、運行主体が変わるだけでは抜本的な収支改善に至らないことは明白。公的な支援による持続可能な枠組みの構築も必要であると認識している」などとコメント。6月議会で、支援に向けた調査費を計上する。
紀州鉄道の路線は、御坊―西御坊の2・7キロのみ。乗客減などに苦しみ、市によると、年間5000万円程度の赤字が続いているという。存続に向けたあり方を考えようと、同市や県、国などでつくる同協議会が、昨年末から議論を進めていた。
とのことである。どうやら鉄道事業の譲渡先が見つかり、協議が続けられているようだ。行政の支援が得られれば、鉄道の存続もあり得るだろう。全線乗って180円という「激安運賃」も、「高市インフレ」に合わせて⁉、適正な価格に値上げされるのかもしれない。それでも地元の人が気軽に散歩がてら乗れるような運賃水準(300円ぐらい?2倍の値上げでも360円)であることを希望したい。
次は運賃がウンと値上げされる、大井川鉄道のお話し。Y!ニュース静岡新聞デジタルより
大井川鉄道、井川線を7月から値上げ 片道3500円、観光列車化で収益力強化 沿線住民に2年有効「パス」も
大井川鉄道(島田市)は2日、川根本町と静岡市葵区井川地域を結ぶ井川線の運行形態を7月1日から観光列車化し、千頭―井川間を片道税込み3500円(中学生未満は半額)にすると発表した。現行料金の約2・6倍に値上げし、経営改善に向けた収益力強化を図る。
とのことである。どうやら鉄道事業の譲渡先が見つかり、協議が続けられているようだ。行政の支援が得られれば、鉄道の存続もあり得るだろう。全線乗って180円という「激安運賃」も、「高市インフレ」に合わせて⁉、適正な価格に値上げされるのかもしれない。それでも地元の人が気軽に散歩がてら乗れるような運賃水準(300円ぐらい?2倍の値上げでも360円)であることを希望したい。
次は運賃がウンと値上げされる、大井川鉄道のお話し。Y!ニュース静岡新聞デジタルより
大井川鉄道、井川線を7月から値上げ 片道3500円、観光列車化で収益力強化 沿線住民に2年有効「パス」も
大井川鉄道(島田市)は2日、川根本町と静岡市葵区井川地域を結ぶ井川線の運行形態を7月1日から観光列車化し、千頭―井川間を片道税込み3500円(中学生未満は半額)にすると発表した。現行料金の約2・6倍に値上げし、経営改善に向けた収益力強化を図る。
予約・決済システムを導入し全席指定とする。上り始発と下り最終電車には、従来の運賃で乗車できる各駅停車の車両を運行し、寸又峡温泉など宿泊地利用者の利便性を担保する。川根本町と井川地区在住の希望者には、全列車乗降可能で2年間有効な「沿線住民パス」を手数料千円で発行。地域住民の社会的便益性も確保する。
値上げへの説明不足で、川根本町の観光関係者らの反発を招いた経緯を踏まえ、沿線地域事業者と協働を図るプラットフォーム「大鉄サポーターズクラブ」も新設した。観光関係者らの参加を幅広く募り、共同商品の開発やサービス改善など経済活性化へ意見交換を続けるという。
同鉄道は値上げにより同線利用者が現状から約1割減少する可能性を示唆したものの、具体的な稼働率や増収見込みは明かさなかった。会見で鳥塚亮社長は「過去15年間定期利用者がいない状況で地域の反発は想定外だった」と反省を口にし、「逆に地域関係者の井川線に対する〝愛〟を感じた。ここを出発点としてより良い姿を模索していきたい」と述べた。
運賃値上げというより、観光列車化による増収ということらしい。大井川鉄道井川線について少し説明をしておくと、SL列車などが走る大井川鉄道大井川本線(金谷ー千頭)の先、千頭から井川まで25.5㎞を結ぶ鉄道路線である。大井川上流域の険しい山奥を走る非電化路線で、もともと電力開発のために建設された専用線で軌間が762㎜のナローゲージを採用していたことから(1067㎜への改軌は1936年)車両限界も小さい。長島ダム建設工事にともない一部区間が水没することから、1990年に路線を付け替えたのだが、急こう配(90.0‰)区間があるためアプトいちしろ駅ー長島ダム駅間は、電化したうえでアプト式のラックレールシステムを採用している。長島ダムによってできた湖、接阻湖にかかる「レインボーブリッジ」と、湖にちょこっとできた半島にある「奥大井湖上駅」は有名なところである。なお、鉄道資産の保有や赤字の補填は中部電力が行っており、井川線の運行は大井川鉄道に委託されているという形式である。これはダム建設などに伴う地域の足の確保は、中部電力も責任を持つということもあるらしい。
もともと観光路線的な要素が強い井川線であるが、記事にもあるように「過去15年間定期利用者がいない」ということであった。そのためか大井川鉄道の鳥塚社長は観光路線化…全車両要予約…構想を1カ月ほど前に自身のブログで突然発表し、地元の人たちには寝耳に水状況であった。加えて鳥塚社長は自身のブログで地元の人を侮辱するような表現をして、大顰蹙(「地域の反発」)を買ったものである。
もっとも、現行の井川線も千頭ー井川間は2往復、千頭ー接阻峡温泉が3往復しか走っておらず、井川を出る「最終列車」は15時20分発、千頭到着は17時05分と、明るいうちに列車はおわってしまう。地域の足というには程遠い。ただ観光列車化の救済措置として「井川線住民沿線パス」が、発行手数料1000円、2年間有効で使えるように配慮はされている。
観光列車化といっても千頭―井川を往復すると7,000円にもなり、また全線一律3,500円なので、「奥大井湖上駅」を見るため途中下車するにもこれまでより割高になる。Xなぞを見てると井川線沿線でそこまでの価値はあるのか?という疑問の声も多い。また2022年より大井川鉄道本線は川根温泉笹渡ー千頭間が台風被害で不通になっており、川根本町町営バスに乗らないと千頭までいくことができない。観光路線化が井川線の「経営改善」に向かうかどうかは、未知数のところがある。
いづれにしても、紀州鉄度も大井川鉄道も、乗りにゆかねばなるまい…
運賃値上げというより、観光列車化による増収ということらしい。大井川鉄道井川線について少し説明をしておくと、SL列車などが走る大井川鉄道大井川本線(金谷ー千頭)の先、千頭から井川まで25.5㎞を結ぶ鉄道路線である。大井川上流域の険しい山奥を走る非電化路線で、もともと電力開発のために建設された専用線で軌間が762㎜のナローゲージを採用していたことから(1067㎜への改軌は1936年)車両限界も小さい。長島ダム建設工事にともない一部区間が水没することから、1990年に路線を付け替えたのだが、急こう配(90.0‰)区間があるためアプトいちしろ駅ー長島ダム駅間は、電化したうえでアプト式のラックレールシステムを採用している。長島ダムによってできた湖、接阻湖にかかる「レインボーブリッジ」と、湖にちょこっとできた半島にある「奥大井湖上駅」は有名なところである。なお、鉄道資産の保有や赤字の補填は中部電力が行っており、井川線の運行は大井川鉄道に委託されているという形式である。これはダム建設などに伴う地域の足の確保は、中部電力も責任を持つということもあるらしい。
もともと観光路線的な要素が強い井川線であるが、記事にもあるように「過去15年間定期利用者がいない」ということであった。そのためか大井川鉄道の鳥塚社長は観光路線化…全車両要予約…構想を1カ月ほど前に自身のブログで突然発表し、地元の人たちには寝耳に水状況であった。加えて鳥塚社長は自身のブログで地元の人を侮辱するような表現をして、大顰蹙(「地域の反発」)を買ったものである。
もっとも、現行の井川線も千頭ー井川間は2往復、千頭ー接阻峡温泉が3往復しか走っておらず、井川を出る「最終列車」は15時20分発、千頭到着は17時05分と、明るいうちに列車はおわってしまう。地域の足というには程遠い。ただ観光列車化の救済措置として「井川線住民沿線パス」が、発行手数料1000円、2年間有効で使えるように配慮はされている。
観光列車化といっても千頭―井川を往復すると7,000円にもなり、また全線一律3,500円なので、「奥大井湖上駅」を見るため途中下車するにもこれまでより割高になる。Xなぞを見てると井川線沿線でそこまでの価値はあるのか?という疑問の声も多い。また2022年より大井川鉄道本線は川根温泉笹渡ー千頭間が台風被害で不通になっており、川根本町町営バスに乗らないと千頭までいくことができない。観光路線化が井川線の「経営改善」に向かうかどうかは、未知数のところがある。
いづれにしても、紀州鉄度も大井川鉄道も、乗りにゆかねばなるまい…





























