大阪府知事選挙 協賛・辰巳幸太郎氏が立候補を表明「反維新」足並みそろうか争点
4月に予定されている大阪府知事選挙に、共産党の元参院議員・辰巳孝太郎氏が先ほど立候補を表明しました。
府知事と市長の「大阪W選挙」は4月9日に実施されます。
もちろん府知事選挙ということもあり、共産党ではなく無所属で出馬する。大阪府知事選挙で「反維新」の候補者を出せるのは、あと自民党だけなのであるが、自民党系の候補者はまだ決まっていない。
「明るい民主大阪府政をつくる会」からの出馬会見ということで、今のところ共産党単独の推薦ということになっている。維新・吉村に勝つためには「反維新」で統一候補を立てないと絶対に勝てない…しかし「都構想」が争点であった過去2回の府知事選挙(特に前回は知事・市長のダブル選挙)では、自民党・保守の候補者を共産党が自主的に応援する形をとってきて”勝てなかった経緯もある。参議院選挙でも反自公・反維新の「野党共闘」統一候補でないと勝てないのであるが、これも立憲野党がバラバラと候補者を立てて(大都市だから各党候補者を立てて宣伝をしたいという思惑もあるだろう)落選が続いている。一方、争点が「都構想」から「カジノ・IR]に移ると、自民党は必ずしもIRに反対ではないので、歯切れが悪い。また、維新からは自民党と共産党の野合であるとイチャモンつけられる。そして国政では、すっかり自民党と維新にすり寄ってしまった立憲民主党の代わりに、軍拡と増税の自民党と対決しなければならない。そして地元大阪の組織固めもしないと…と言うモロモロの事情から、共産党が単独で候補者を立てたということであろう。
そして立憲民主党をはじめとした反維新・立憲野党側、また反カジノを闘う市民運動から有力な候補者はおそらく出ないだろう。(尾辻かな子、辻元清美クラスの元国会議員を無理やり引っ張り出すか?)とはいえ「共産党だから」ということで乗りたくない!という人たちも出てくる…だが、カジノについては自民党側から「カジノ・IRは住民投票で決める」ぐらいのエッジの効いた公約を掲げない限り、反カジノ・反維新で乘れる候補者は、たつみコータローしかいないだろう。
ということで、私はたつみコータローを支持するぞ‼
そういえば2020年、コロナ拡大であちこち自粛、お店も閉まって大変な時に、松井・吉村の維新ツートップがコロナ対策なぁ~んにもやらなかった頃「大阪府知事・市長はたつみコータローと大石あきこがいいよね」なんて話はしていた。たつみ氏の出馬会見を見てみたが、カジノ・IR問題だけでなく、維新がつぶしてきた公共、公務員労働、教育の問題に取り組むということだ。また森友問題…そもそも教育勅語を教えるような右翼学校を、資金もないのに規制緩和して認可した維新府政の責任でもある…を徹底的に追及するとも述べている。
腐れ維新の吉村に!
正義のパンチをぶちかませ!
参考…たつみコータロー 大阪府知事選挙出馬表明 記者会見(約1時間)
それにしても…新左翼な人がまたまた日本共産党の候補者を応援するようになるとは…