たたかうあるみさんのブログMKⅡ

み~んなそろって、闘争勝利!でもやっぱりメットは、白でしょ⁉ということにしておこう。

容量がいっぱいになった「たたかうあるみさんのブログ」を移動して、2020年7月に新たに開設した、共産趣味鉄道ヲタブログ⁉…旅行、萌え系ネタ⁉もあります。

#ベーシックインカム

維新八策2021を批判する(その2)

 維新八策2021批判のつづきである。
 3番目は「チャレンジのためのセーフティーネット」大胆な労働市場・社会保障制度改革があげられている。そして、
 「チャレンジのためのセーフティネット」構築に向けて、給付付き税額控除またはベーシックインカムを基軸とした再分配の最適化・統合化を本格的に検討し、年金等を含めた社会保障全体の改革を推進します。
 とある。ベーシックインカムはうまくつかえばセーフティネットになるだろうが、「維新」がやるのは全ての社会保障を切り捨てた上で、最低限の生活費「しか」払わない、生活保護以下のベーシックインカムである。大阪でどれだけ福祉が削られてきたか?医療が削られてきたか…コロナの感謝者死者が東京より多くなった大阪がそれを物語っているではないか。維新の「抜本的改革」に明るい未来はない!多くの人が「生活保護」から抜け出せないのは、就労して賃金をかせいだら生活保護費からそのぶん引かれたり、貯蓄ができないほど保護費が低いといった問題があるからだ。また病気等で働きたくても働けない人もいる…そういったところを見直さないで「就労意欲」をうたうのは、なんでも自己責任の「新自由主義」である。
 なお、維新のベーシックインカム論は彼らのHP上でも日本大改革プランpdfとして大々的に掲げられているので、今後の研究・批判の課題になると思う。
 労働市場全体の生産性と賃金水準の向上を実現…そこにベーシックインカムとかも位置付けながら、 解雇ルールを明確化するとともに、解雇紛争の金銭解決を可能にするなど労働契約の終了に関する規制改革を行い、労働市場の流動化・活性化を促進します。
 とある。この論理で「規制改革」が進められ、非正規労働を増やしてきたのがこれまで20年の日本ではなかったか?大阪9区の足立康史はツイッターで「労働市場改革をやり過ぎたのではなく、足りなかった。何が足りなかったかと言えば、正社員の既得権に切り込めなかった。」と言っている。正規職が「既得権」だといって、みんあを非正規・不安定な職にしようとしている。これは「正規職をなくす」と竹中平蔵と言っていることが同じだ。

4番目は、多様性を支える教育・社会政策、将来世代への徹底投資と称したもの
 家庭の経済状況にかかわらず、等しく質の高い教育を受けることができるよう、義務教育の他、幼児教育、高校、大学など、教育の全過程について完全無償化を憲法上の原則として定め、給食の無償化と大学改革を併せて進めながら国に関連法の立法と恒久的な予算措置を義務付けます。
 と書いてある。「教育の無償化」は、「身を切る改革」に加えて、最近の維新のメインスローガンになっている。ところで大阪市の松井市長は常々「大阪では私立高校は無償化している」と自慢しているが、所得制限とかがあって授業料が免除されるのは一部の世帯だけだ。そうでない世帯については公立高校のほうが負担はすくない。しかし大阪で歯公立高校の統合もすすんでいる。公立の学校への支援も少ない。
 なお「教育無償化」は維新の掲げる「憲法改正」のお題目でもあるが、現行憲法でも人権・権利として手の「教育無償化」は可能である…逆に言うと「憲法を変えるまで、教区無償化なんかしない」と言っているに等しい。また注意して欲しいのは、朝鮮学校への無償化差別、補助金カットは大阪で堂々と行われている。これを正さない限り、多様性もへったくれもないだろう。
 「選択的夫婦別姓」について、
 同一戸籍・同一氏の原則を維持しながら、旧姓使用にも一般的な法的効力を与える選択的夫婦別姓制度を創設し、結婚後も旧姓を用いて社会経済活動が行える仕組みを整備します。
とあるが、これは自民党内の別姓に消極的な人たちと同じ意見である。ところで国際的に本人確認で見止まられる「姓」は残念ながら、パスポートの姓、戸籍の姓であって、戸籍をいじらなければ実効的な「夫婦別姓」とはならないのだ。もっともこの「選択的夫婦別姓」問題は、戸籍制度の問題でもあり、なにがなんでもいじりたくないのは「保守反動」として当然なんだろうな。
 つづくよ…

地域貨幣でベーシックインカム

 新沖縄フォーラムが発行するミニコミ誌「けーし風」第106号(2020年4月28日発行)にこんな記事があった…環境ネットワークだより*79「地域貨幣によるベーシック・インカムでコロナ災害を克服」内海正三(沖縄環境ネットワーク会員)p64~65
 新型コロナウィルスの猛威が日本中に広がっている。このウィルスは変異を起こしやすく一度感染しても再感染の患者が韓国で百人以上確認されている。
 という書き出しで始まる短い論考は、グローバル経済システムから日本の資本主義システムについて触れるとともに、
 次々と現れる感染症は今後も経済停滞を引き起こす。規模の経済が巨額の債務と固定費によって弱点となる。グローバル経済は根底から揺さぶられることになり、それを前提にした庶民の生活も再考を迫られる。
 と展開された後
 崩壊する競争社会の中で、イタリアではベーシック・インカムが取り入れられる。沖縄においては地域貨幣の取り組みが役立つだろう。日本でもアベノミクスの呪縛が解けて地域社会再興の切っ掛けとしたいものである。
 とづづき
 抜本的な制度改革が必要ではあるが、地域貨幣によるベーシック・インカムを沖縄県が行えば、離島やへき地の農林水産業が一四十五万人の食料を確保する最重要産業となり、都市集中、第三次産業偏重の社会構造は大きく変化し、地域社会が維持可能なコミュニティとなる。ここ百年で最大の災害を克服するカギは人々の決意と創意である。 
 と結んでいる。
 この発想は、最低限の生活が保障される”通貨”は、沖縄の内部だけで通用するものにする、そうすれば、その通貨で地域内経済を回し、沖縄の(特に第一次)産業を自立させることができるのではないか?ということだ。なるほど、発想は面白い!
 もちろんベーシックインカムは、なんでも使える「お金」「日本円」をとりあえず渡すことで、福祉の給付に伴うモロモロの手続きなんかを簡素化しようとするもので、もらった人がそのお金を食費に使おうが光熱費に使おうが、本を買おうがパチンコにつぎ込もうが問題はない。ところでベーシックインカムを「地域貨幣」にして一次産品+αの福祉サービス”だけ”手に入る制度設計にした場合、その「地域貨幣」で食料品や光熱費は払うことが出来るが、本を買ったりパチンコすることは出来ない…本の流通やパチンコは「日本円」で運営することになるのであろう。(沖縄だけで流通する本なら、地域通貨で運営するのはアリかもしれない)
 また「地域貨幣」にすれば、ベーシックインカムで流通させた「通貨」が、大資本を経由して(本土の)金融資本に流れ込むこともなくなる。金融資本に「余計なお金」が流れ込むことは、MMTを適用して「財政出動」させる場合でも、注意しなければならない…というか、普段流通している通貨で財政出動をやれば、確実に出動させたカネは金融資本に流れ込み、「利子生み資本」となって新たに貸し出し先を探すことになる…このへんが何らかの「悪さ」を行うであろうということに、MMT論者は答えていないと思っているが、そのへんは置いておこう。

 ともかく思白いアイデアなので知り合いにその話をしたら「キミ、沖縄で『地域貨幣』を発行すうrということは、琉球独立だよ!」と言われた…そーか、通貨発行権を持つことになるのか!
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あるみさんとは

あるみさん

左翼、時々テツ!ちょっぴり萌え系…白系共産趣味ブログであったが、どうも本人のスピリットは赤か黒らしい。闘争・集会ネタが主。主戦場は沖縄・辺野古。
 もとネタは、鉄道むすめのメットキャラ「金沢あるみ」さん。フィギュアを手に入れ、メットを白く塗ったりして遊んでいた。「あるみさん」つながりで「すのこタン。」も要チェック!
 「侵略!イカ娘」からはまったのは「ガールズ&パンツァー」…梅田解放区の隠れ「ガルパンおじさん」でもあるが、今は「はたらく細胞」の「血小板ちゃん」にハマり(おいおい)人間が朝の6時に起きれるか!という謎のコンセプトで生きている。

メールは、nishihansenあっとyahoo.co.jpまで(あっとを@に変更して下さい)
ではでは(^^)

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