思えば2020年の4月、突然の緊急事態宣言や学校休校措置により職を失った、生活に困窮した、居場所がなくなったという人が集まって、大阪市役所前で座り込みをしたのが、この運動の始まりである。始めた時はTV局もやってきて関西ローカルで中継もされた。
かなり急進的な要求も掲げ、市役所で交渉したり、市役所内をウロウロしていたら松井市長(当時)とばったり遭遇して突撃、防護服がないのでカッパを集めた松井市長に対し「カッパで仕事をさせないで下さい」と病院関係者が訴えると「無いよりましです!」(こちらの記事)と開き直ったり、会議室に集まるのはヨクナイということから青空交渉をしたり、また年末年始に市民相談をしたりと、けっこういろいろ活動していたのであるが、そのうち行動する人も様々な事情で少なくなった。最近では主に第二、第四月曜日に市役所前で街頭宣伝をしたり、実現の可能性がありそうな陳情を市議会に送ったりというのが主な活動であった。
ということで、最終街宣に配ったチラシを紹介する。

活動休止の理由は、上記のとおりである。また最終街宣が16日になったのは、市議会最終日が8日で陳情の取り扱い結果(今回は継続審議…実質の不採択)を見てからチラシを作るためでもあった。
街頭宣伝後、ささやかな反省会を近くの喫茶店で行って、お開きとしたのである。
皆さま、ありがとうございました。