たたかうあるみさんのブログMKⅡ

み~んなそろって、闘争勝利!でもやっぱりメットは、白でしょ⁉ということにしておこう。

容量がいっぱいになった「たたかうあるみさんのブログ」を移動して、2020年7月に新たに開設した、共産趣味鉄道ヲタブログ⁉…旅行、萌え系ネタ⁉もあります。

2022年07月

住民投票条例否決を許さないぞ!【議会編】

 昨日の闘争の続き、議会編…
 13時50分ごろ、議会は再開して、こちら側の意見陳述に入る。まずは事務局の山川よしやすさん。
 はじめに「吉村知事、やっと会えましたね!」とマスクを取って横を向く…署名提出時も、吉村知事は山川さんを含め、こちら側の人間と会おうともしなかったからなのだが、すかさず議長から注意が入った。やだなぁ~「21万の署名をみましたか?府の法務室に行けばあるんです」と述べて、段ボールに積まれた署名の写真を示した。署名集めに関し、能勢町から岬町までまわって(注:大阪府の北の端から南の端までまわったということだ)府民と500万回は会った。知事はそこまで府民と会っていないでしょう…「意見は違うけれど、大阪を良くするのは同じ。署名するよ」と言ってくれた人もいたと、署名運動の広がりについて述べた。その後、条例制定のための議会手続きが短いことへの批判や、IRへの入場者の見積もりの問題、そして黒字になるのが50年後!今署名できなかった10代の若者が70歳、80歳になっても借金が返せていない問題にふれられた。
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 6人で30分の持ち時間しかないのだが、多くの時間を費やして山川さんが包括的な問題提起をする戦術をとったようだ。それにしても山川さん、やっぱり上手いわ!こうゆうの。
 続いて豊中市の井上眞理子さんの意見陳述…豊中市会で住民投票条例を求める議決が上がったことの報告をした後、なぜ署名を3~5月の間に集めたのか?区域整備計画の策定で吉村知事は「地元住民の意見を反映」させたといっているが、公聴会では90%の公述人が反対を表明したことが反映されていないし、セミナーは参加人員が少なく、説明会もコロナで中止になっている。充分に意見が反映されていないからだと主張され、住民投票で必要なものは充分な討議・熟議であると述べられた。
 次は四条畷市で子ども食堂を運営する、山本啓一郎さんが発言された。カジノは必ずギャンブル依存症を生み出す。親が依存症になることで、暗い生活をおくらなければならない子どもをつくることになる。依存症対策は、依存がどうしようもなくなってからでないと(手が後ろに回ってからでないとと表現された)手を差し伸べられない…その時、子どもはどうなっているか!見えない貧困と闘っているが、子どもの失くした夢を満たすことはできないなどと述べられた。
 高槻市の加納忠さんは、高齢者運動をしているが、子や孫に大阪をバクチの街として残したくないと、多くの高齢者が受任者になってくれた。ギャンブルは何かを生み出すものではないなどと述べられた。
 堺市の山口美和子さんは、父と弟がギャンブル依存症になった被害者であると述べられた。父親は年金掛け金が払えず、生活保護で暮らしている。現行でも依存症一人当たり60万円かかっている…カジノも統一教会もいっしょ、医療従事者にカジノも雨がっぱもいりませんと述べられた。
 枚方市の高松まさ子さんは、署名運動に生き生きと取り組んだことを述べられた…トータルの意見陳述は40分ぐらいかかった。
 維新の笹川理議員が代表質問に立つ…署名は重く受け止めなければなりませんと言い、区域整備計画は着実な手続きで進められてきたか、IR推進局長に伺うと質問すると、IR推進局長は、必要な手続きを行って来たと答弁…笹川議員は、手続きは適正だったと確認できましたと言う…もーこんなんばっかり!すごい茶番なやりとりだわ!
 土地改良費の790億円については、特別会計からの支出であり、大阪市民税金ではないと答弁。ギャンブル等依存症対策については、健康医療部長から大規模依存症センターを設置するほか、MGM社のマニュアルか何かにそって、IR施設内でも依存症対策をするようだ(マッチポンプというヤツ)
 笹川議員は吉村知事にも質問し、高校生向けの予防教育や、市民への啓発活動を行うと答弁させた。その上で吉村知事は「ギャンブル等依存症対策のトップランナーを目指す!」などとのたまったが、コロナワースト1の知事が、何ゆうてんねん!というものだ。コロナ対策もロクに出来ない知事が、依存症対策のトップランナーなぞ「寝言は寝て言え!」の世界である。
 続いて笹川議員は、大阪都構想の住民投票と今回の住民投票との違いは何か?と質問すると、吉村知事は「都構想は『大都市法』に基づいて、大阪市を特別区に再編する際に市民の意見を聞くため法律で住民投票を行うように定められている。IR設置についてはそれが義務付けられていない」などと答弁した。要するに法律で定められていないから、手続き的にはOKという論なのだが、それでは憲法や地方自治法に定められている住民投票に関する条項はどうなのだろう?ホント、目先の法律論で誤魔化すやり方は維新政治の最悪の方法である。
 笹川議員の代表質問はこれで終了、場内から維新議員のなが~い拍手が行われる。
 続いて公明党の肥後洋一郎議員の代表質問、こちらも署名は「重く受け止める」としながら、まず需要予測や経済効果について質問、IR推進局長から茶番答弁を引き出す。夢洲の土地改良費の上振れの可能性についても質問…依存症対策としてIR推進局長から「(先進地域)シンガポールの依存症対策も取り入れる」旨の答弁(「超管理国家」シンガポールの依存症対策って、なんか怖そう!)を引き出す。
 肥後議員も吉村知事に、住民投票実施について知事の見解を求めた上で、IRについて積極的な情報発信をと質問すると、知事もそれに応える形で答弁したが、具体的に何をするのかということはほとんど説明されなかった(毎日、関西のテレビに出演するのか⁉)議場、傍聴席からヤジ、イチャモン的騒ぎか聞こえてくる(大阪府議会のネット中継は、傍聴席からのヤジの類いはほとんど聞こえてこないようになっているが、議長が休憩の都度、注意・警告をしていたので、かなりざわざわしていたのであろう)
 続いて自民党の原田りょう議員の代表質問…署名は重く受け止め、賛成であるが外国人の投票には反対である旨発言の後、吉村知事に直接請求制度についての考えと、19万2739筆の重みをどうとらえているか質問した。
 吉村知事は署名について「手続きを大切にして、そのため今回議会に審議を求めている。重く受け止める」と答弁…心なしか、維新議員の時に比べ声が小さくなっているが、要するに手続きさえすれば、それでよしというところだ。
 原田議員は、議会での手続きが府民に充分伝わっていないから、直接請求が来た。住民投票を行うことで、IRの姿をしっかり周知できる、大阪IRについての認識が深まると主張した。自民党はカジノ・IRについては推進の立場なので、これはこれでまっとうな意見である。「今のやり方が不十分だから請求が起きたのでは?充分に説明ができているとは言えません。住民投票を行って賛成多数で合意形成をしたほうが良い」と述べたのに対し、吉村知事は「自民党が定めた法に基づいて行っている」と答弁…どこまでも他力本願、他人、他党のせいにしたがる維新メソッドである。
 原田議員は間接民主制は完全ではないと述べ(吉村知事はこの間、住民投票をやらない理由で、地方自治は代表制民主性だからと、選挙の結果が全てと言う対応、答弁を繰り返してきた)、一度、府民の声に耳を傾けませんかなどと正論を続けた。また自民党からは、同時に審議されている知事専決事項…コロナによる貧困対策として、クオカード、ポイント付与事業についての質問も行った。
 代表質問後、少数会派からの質問も認めよとの動議が出されたが、否決…その後休憩に入る。
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 休憩時間中は、こんな画面が続くのだ午後3時40分から、延々と6時半過ぎまで休憩となっていた。どうも裏での調整や意見とりまとめに時間がかかっているようなのだが、それだったら議会そのものを時間と日数をかけてやればエエものを…なぜかその間に食事も済ませて、再度PCの前へ…
 再開後、自民党奥田えつお議員から、外国人の投票権を外すこと、投票人要件の厳格化を求める条例案の修正動議の説明…それについては質疑なし。その後、維新西田薫議員、自民党徳永しんいち議員、公明党垣見大志朗議員のそれぞれ反対、修正賛成、反対の討議を行った後、採決に移る。修正案、原案とも賛成起立少数で否決…午後7時前の決定であった。

 少数会派から意見も聞かず、維新・公明と大阪府・IR推進局との茶番答弁で審議の形だけつくって住民投票条例を否決した大阪府議会と、吉村知事を徹底的に弾劾する!
 と同時に、これでIR・カジノ計画がとんとん拍子で進むというわけではない。国に対し、住民投票を否定して進められる計画に正当性はないと認可を認めさせない運動や、市が土地改良のためにカネを出すのは違法であるという訴訟も始まる。闘いはこれからなのだ!

住民津票条例否決を許さないぞ!【集会編】

 本日は大阪IRの是非を問う住民投票条例制定のための臨時議会が開かれる…先日のブログ記事に載せたとおり朝から闘争体制である…とはいっても、天満橋駅前のビラ撒きには参加せず、その後の府庁南側「座り込み行動」から参加
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 10時前に現場についたら、多くの人がのぼりやなんかを出して賑わっていたぞ。

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 「れいわ新選組」宣伝カーも到着(別にもう1台ある)DSC07445
 とっても暑いので、冷たいタオルも配られる(後に回収)いやぁ~これはありがたい。現場にはその他、救護の簡易パラソル、水やお茶も用意されていた。

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 一応、報道も来ている。なお、歩道のはじっこ、点字ブロックのあるところはあけて通路をつくるよう、現場では指導されているようだ。
 「座り込み」ということで、下に敷く簡易シートも渡されたのであるが、だれも座り込まず、立ったまま集会開始。いつものように?住民投票を求める会呼びかけ人の山川よしやすさんの司会で始まる。今日、天満橋駅前で撒いたチラシも配られ、同様の事例があった横浜市や和歌山市での扱いが比較されていた。今回の大阪府議会では、こちら側の意見陳述は6名以内、30分に留められ、即日のうちに本会議で採決という強行的なものだ。それに対し、横浜市では委員会において意見陳述が行われ、それを受けた各会派の審議は5時間を超えた。和歌山市でも意見陳述の時間は60分を確保されている。いずれも本会議前に条例案は常任委員会に付託され、委員会審議の後本会議で採決と、ある程度時間をかけている。拙速な審議で幕引きをはかろうとする府議会を許すな!
 発言者は平等ということで、手を挙げて順番に11名ぐらいの発言があった。
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 それにしても、この「れいわ新選組」のラッピングカーはキレイだな。衆議院議員、大石あきこ氏も発言したよ。大阪府庁を辞めたのは、カジノの業務をやる(やらされる)のが嫌だからというのもあったのだそうな。社民党副党首、大椿ゆうこ氏の発言もあったぞ。大阪府議、ののうえ愛氏も集会を見守られていた中から、指名されて発言された。
 豊中からは、市議会で住民投票条例を制定するよう府議会に申し入れる決議が通ったことも報告された。また、カジノに予算や人員が割かれることにより、今でも多くの子どもが虐待に苦しんでいることに対策が回らなくなることを危惧する切実は発言もあった。生野区からは、在日コリアンの方も署名(無効になる)や運動そのものに関わってくれたこと、その人たちの意思も尊重しようという発言もなされた。ちなみに住民投票請求運動が示す条例案には、在日・滞日外国人の投票権もうたわれている。
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 カジノやるために住民の合意があることを示すには、住民投票をやるのがベストだという横断幕。

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 布でつくった横断幕「カジノはいらない!住民投票の実現へ!」

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 集まったのは150~200人ぐらいか?暑いからねぇ~ 本来は昼頃までやる予定だったのを、11時過ぎには切り上げて、コロナ拡大中なのでシュプレヒコールも1回だけで集会は終了した。なお、議会の傍聴は12時半から府庁の東側玄関前で受け付け、議会の傍聴席は56席分ぐらいしかないそうな。傍聴は府庁の1階でも出来るが、これも人数に限りがある。あと「住民投票をもとめる会」の拠点、ターネンビルでもネットで傍聴できるとのこと。
 私はとりあえずメシを食ってから、家に帰って自宅PCで傍聴することにした。

 議会は13時開始…ところが最初は先日の「安倍晋三銃撃」に関連した「我が国における健全な民主主義と安全・安心な国民生活の堅持に向けた決議」案の審議…オイオイ、こんなモン混ぜるなよ!一見、当たり障りのない感じのものであるが、それでもG20大阪サミットや、関西万博誘致で安倍の功績をたたえるもの…立憲や共産党が反対、棄権して可決される。
 休憩をはさんで、いよいよ住民投票条例の審議である。まず吉村知事が、大阪IRは維新が公約に掲げて議会で多数を占め、議会で充分な議論を行った。法律に基づいて必要な手続きが行われているので、住民投票の意義を見出せないが、有効な直接請求署名が提出されたので仕方なく条例を提出するというような趣旨説明が行われる。
 吉村知事の趣旨説明の後、議会は休憩に入り、その後こちら側の意見陳述になる。(続く)

7・29大阪府議会傍聴闘争のお知らせ

 7月29日は大阪府臨時議会が予定されている。21日に提出された大阪IRの是非を住民投票条例で決めろという請願署名に基いた「住民投票条例案」を吉村府知事が提出し、1日だけ審議するというもの…おそらく維新・公明会派の多数で否決しようという魂胆だ!(自民党は賛成する見込み)
 19万筆以上の市民の署名を無視する議会の暴挙を許すな!ということで、29日には議会の傍聴闘争が呼びかけられている。

 議会は13時から始まるので、傍聴行動は12時30分ごろからということだ…また、府庁南側での座り込み行動や、天満橋駅前交差点での街宣行動も予定されているぞ。
 またFAXだけでなく、各地域選出の大阪部議会議員すべてに、「住民投票条例案に賛成していただきたい」と申し入れ行動も進められている。
 傍聴はネットでも可能だ(7月29日はネットでも議会傍聴しよう…リンクの中にQRコードがあるぞ!)
 7月29日(金)、大阪府議会で臨時議会が開かれます。しかもたった1日で、意見陳述の指定が行われ、そのまま意見陳述。その後代表質問を行うだけで、一般質問も委員会も開かず、たった1日で議決までしてしまうという、形式だけの議会というあきれた状態です。
抗議と共に、府民注視の議会というプレッシャーを行う意味も込めて、現場の議会傍聴だけでなく、ネットからも傍聴しましょう。当日議会まで行かなくても、この歴史的議会を傍聴しましょう。
 令和4年7月29日(金曜日)
 議会運営委員会本会議

 それにしても、5月23日の署名確定後、参議院選挙情勢に入ったので「住民投票条例つくれ!」の更なる世論喚起・大衆行動になかなか取り組めなかったことは痛い…それゆえ、吉村は民意を軽視してたた1日で「住民投票条例」に決着をつけようとしているのだ!
 絶対に許してはならない!

おまけ…29日夕方には、安倍国葬反対の街頭行動もあるよ…

ではでは…

8・6ヒロシマー平和の夕べーのお知らせ

8・6ヒロシマー平和の夕べー のお知らせです。8・6ヒロシマ平和の夕べ_0001
≪核と人類は共存できない≫
ーヒロシマの継承と連帯を考えるー
2022年8月6日(土) 開場13:00 開会13:30
広島RCC文化センター7階大会議室
■要予約:先着100名
■申込み:メール 86h@heiwayube.org TEL090-2063-9452
参加費1,000円 障がい者 高校生以下 福島避難者 無料
《オンライン参加》Zoomを使いオンラインによる集会参加ができます。
下記のアドレスかQRコードからお申し込みください。
申込期間:7月20日(水)~8月3日(水)
申込先:oki1121@me.com

■三宅俊司(みやけ・しゅんじ)
平和講演「沖縄と広島・長崎、どう向き合うか」
1951年広島市生まれ、84年から沖縄弁護士会で弁護士として活動している。母が被爆し、自身は被爆二世。原爆の問題をライフワークとしたいと考え、そのためにも沖縄の実相を知らなければと3年間の予定で移住。そのまま38年を過した。一坪反戦地主会、沖縄海邦国体での「日の丸」焼き捨て事件、辺野古、高江反対運動への弾圧事件等に係わる。沖縄は戦争中、戦後も日本の「捨て石」とされた。復帰50年のいま、沖縄とどう向き合うか。その検証は不可欠である。被爆77年の8月6日、沖縄戦とその後から、広島・長崎、核廃絶を考える。
■小倉桂子(おぐら・けいこ)被曝証言「あの光景。私たちが見たヒロシマを世界へ」
1937年、広島市生まれ。8歳のとき爆心地から2.4キロの牛田町(現・東区)で被爆した。灰色の「黒い雨」を浴びた。5年生の兄は学童疎開中、中学生の兄は学徒動員され広島駅付近で作業中だった。戦後、海外との交流に務めた夫の死後、英語を猛勉強し、83年ニューンベルグ「反核模擬法廷」で被爆体験を証言するなど、世界に発信する。84年、平和のためのヒロシマ通訳者グループ(HIP)を立ち上げ代表に。以後、海外での反核集会、被爆体験の通訳、被曝証言を続けてきた。「キノコ雲の下の惨事と運命を、人類は二度と経験してはならない」と。
■福島敦子(ふくしま・あつこ)福島から「被爆から逃げる権利」
2011年3月11日の福島第一原発事故翌日、娘2人と両親と南相馬市から川俣町、福島市へ避難。「みなし仮設住宅」無償補助を国が打切ったため、京都府京田辺市へ居を移した。伊方広島裁判原告ほか、大飯京都訴訟の世話人、原発賠償京都訴訟原告団・共同代表を務める。放射性物質が撒き散らされたことをきかっけに、「被ばくから逃げる権利」を語り部として伝えている。
●司会 河野美代子(こうの・みよこ 広島被爆二世 産婦人科医)

◆コロナ状況による変更はホームページ、フェイスブック、ツイッターでお知らせします。❊メール、電話でもお問い合わせください。

主催/8・6ヒロシマ平和の夕べ
 連絡先:〒730-0031 広島市中区紙屋町2-2-25 大野ビル5F河野クリニック気付
   E₋mail:86hheiwayube.org  TEL:090-2063-9452

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 よびかけ
 核兵器禁止条約の成立は、苦難のなかで「核なき世界」をめざしてきた被爆者の大きな喜びでした。しかし、広島出身の首相に変わっても、日本は参加しようともしません。
 ロシアのウクライナへの侵攻、その残酷さに息をのみました。戦争は、常に市民を犠牲にします。世界最多の核保有国大統領が、核の使用を示唆しました。核兵器禁止条約は製造、使用はもちろん保有、威嚇も禁じています。核戦争になれば世界の、人間の破滅です。憲法9条を持つ私たちこそ、戦争と核の脅威にノーの声をあげましょう。
 沖縄戦・被爆77年、復帰50年の今年、いま一度、沖縄戦と広島・長崎を考えようと、三宅俊司さん(沖縄弁護士会)に平和講演をお願いしました。三宅さんは広島出身、被爆二世、沖縄に移住し40年近く、辺野古をはじめ沖縄の人たちと運動を共にしてきました。被曝証言は「平和のためのヒロシマ通訳者グループ(HIP)」代表、小倉桂子さんです。福島からは、避難11年目の福島敦子さんが訴えます。
 新型コロナウィルス感染状況がなかなか見通せません。8月の予想がどのようになるのか、悩ましい思いです。会場は感染対策を十分に行ない、オンラインを併用、ハイブリッド方式で開催いたします。
 核と人類は共存できません。みなさま。8月6日、「核と戦争の廃絶」に向け、ヒロシマの地に集い、考え、ともに行動しましょう。

2022年よびかけ人
板﨑久美子(スペインバル経営)秋田明大(広島被爆二世 自動車整備工)穂垣由恵(広島被爆二世 大学職員)久保田圭時二(広島被爆者 元レストラン「リゾート」オーナー)河野美代子(広島被爆二世 産婦人科医)山根和則(自営業)広田まり子(呉市在住)山口雅子(NPO法人パンダハウス)釈聞至(浄土真宗門徒)山本幸造(元団体職員)平木かおる(福島子ども支援プロジェクト・広島)浜中和子(皮膚科医)西川恭子(東広島市在住)宗政志保(団体職員)竹本信也(アマチュアシンガー)山下徹(社会福祉士)(順不同、22年4月現在)

【賛同のお願い】この会は、賛同してくださる皆さまの募金で運営しています。
 (個人1口=1,000円 団体1口=3,000円)
◆郵便振替口座番号:01360₋0₋100176 口座名:8・6平和の夕べ
◆ゆうちょ銀行 店番:518(普通預金)番号:5604785

7・30小山美沙さん講演会のお知らせ

 集会のお知らせ
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7・30小山美沙さん講演会 おおさか
~「『黒い雨』訴訟」出版記念~
7月30日(土) 参加費 500円
とき 14:00開始/13:30開場
ところ 第2ターネンビル2階
 大阪市中央区谷町2丁目3-1
 地下鉄谷町4丁目駅から北へ徒歩2分
 カフェベローチェの上
「黒い雨」訴訟の本質
  ー被ばくを切り捨てる論理
■小山美沙(こやま みさ)
毎日新聞記者 1994年、大阪府生まれ、2017年に入社し、希望した広島支局に配属。被爆者や黒い雨訴訟、原発関連訴訟の取材に取り組んできた。
原爆報道のキャップとなった2019年秋から、黒い雨訴訟を追った連載「区域外の被爆者を訪ねて『黒い雨』の原告は訴える」を開始。以降、100人近くへの取材を通して被爆者援護の課題を発信してきた。
2022年4月~大阪社会部在籍

黒い雨被爆者が「切り捨てられてきた」戦後を記録した、初めてのノンフィクション。(会場でも販売します)
集英社新書「『黒い雨』訴訟」2022年7月15日発売
 1,056円(税込) 新書判/256ページ

主催:小山美沙さん講演会実行委員会
連絡先:zemayu16@choco.la

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  集英社新書「『黒い雨』訴訟」とは
 なぜ、黒い雨被爆者は戦後七五年余りもの間、置き去りにされてきたのか。そこには、被ばくの影響を訴える声を「切り捨てる」論理があった。これに異議を唱え、被ばくを巡る救済のあり方を問うたのが、「黒い雨」訴訟だった。
 黒い雨被爆者がなぜ、どのように切り捨てられ、そして何を訴えて援護を勝ち得たのか、本書は、黒い雨被爆者が「切り捨てられてきた」戦後を記録した、初めてのノンフィクションである。その記録は長崎で、福島で、そして世界中で今も置き去りにされている放射線による被害者を救う道しるべになると確信している。(「序章 終わらない戦後」より)

祝辞とアピール
守田敏也さん
京都「被爆二世・三世の会」世話人
同志社大学社会的共通資本研究センター客員フェローを経て社会問題全般に関わる。福島原発事故後、国内や各国で被爆問題を取材・講演。被爆二世健康調査も進め丹波篠山市等で原子力防災も展開。著書「原発からの命の守り方」ほか。

水戸喜世子さん
子ども脱被ばく裁判の会共同代表
過酷な戦争体験者。救援連絡センター初代事務局長。10・8羽田救援会。砂川闘争、60年安保、ベトナム反戦を闘う。福島原発事故後、水戸巌遺稿集『原発は滅びゆく恐竜である』(緑風出版)を出す。

森松明希子さん
東日本大震災避難者の会 Thanks&Dream(サンドリ)代表
福島県在住中に福島原子力惨禍に被災。2児を連れて大阪へ国内避難。原発賠償関西訴訟原告団代表。被災者・避難者・原発事故避難者の人権および「被ばくからの自由」について国内外から訴える。著書「母子避難、心の軌跡」「災害からの命の守り方ー私が避難できたわけ」ほか。

下澤陽子さん
原発事故からの避難者
ピアノ教師。原発事故から3年経過後、娘の体調が悪化し、東京から神戸と避難移住。その後健康回復。事故後の経験、知りえたこと、健康被害を街頭やSNSで発信。「東京五輪がもたらす危険」(緑風出版)に手記を寄稿。

特別講演
浅野健一さん
元同志社大学大学院教授
浅野ゼミの”宝”の小山美沙記者らの世代にマスメディア改革を期待する
1972~94年、共同通信記者。84年五「犯罪報道の犯罪」を出版。94年から同大教授。14年に解雇。20年4月、下咽頭がん手術で失声。愛称”ミサミサ”の小山さんは最後のゼミ生、「客観報道」「記者クラブ解体新書」など著書多数。

❊小山さんの講演は会場と並行してツイキャス「たぬき御膳のたぬキャス」@jg9u08w8wjtjtでも配信します❊

小山さんが関係者へ送ったメールより
私の「黒い雨」取材は、2019年秋から始まりました。訴訟の経過を追う中で、黒い雨による内部被ばくの実態を知り、その被害を自分自身が軽んじていたのではないか、と猛省したことがきっかけでした。初めてお会いした「黒い雨被爆者」は、原告の高東征二さんでした。高東さんは、被団協の事務所で私に教えてくれました。「黒い雨は、貧困も問題でもある。病気だらけの人生で、「自分の体が弱かった」と言い聞かせながら亡くなった人がたくさんいる」その時、ろくに取材してこなかった自分を省みました。とにかく現場を歩いて当事者に会い、記者として何かしなければと、「申し訳なさ」と責任感が入り交じった感情がこみ上げてきたことを今も強烈に記憶しています。
そして取材を始め、本書でも重要な登場人物となっている原告の森園加カズ子さんと出会いました。森園さんは、お会いする度に「事実は事実として残さないと、黒い雨が、なかったことにされてしまう」と仰っていました。国に証言や被害が否定される中で、森園さんの言葉は重く響きました。
思えば、連絡協議会がまとめた4つの冊子はありましたが、黒い雨被爆者の歩みを総括的にまとめた書物が存在しないことに気が付きました。広島市立大学大学院の向井均さんがその歴史や運動の意義について研究しておられたので、多大なるご協力を頂いて、その経過を知ることができました。沢山の方に証言をお聞かせ頂く中で、「事実を事実として残す」ために、取材の結果を一冊にまとめたいという思いを抱きました。取材を続け、そうして完成したのが本書です。取材と執筆を進める中で、皆さまには資料提供やインタビュー、内容のチェックなど、様々な形でお力添えを頂きました。
著者名こそ私になっておりますが、私の勝手な思いで代表してまとめさせて頂いた…という思いを抱いています。本書の刊行により、「事実を事実として残さないと」、そんな思いを抱いてきた黒い雨被爆者の皆さんのお気持ちに、少しでもお応えできていたらと願うばかりです。

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あるみさんとは

あるみさん

左翼、時々テツ!ちょっぴり萌え系…白系共産趣味ブログであったが、どうも本人のスピリットは赤か黒らしい。闘争・集会ネタが主。主戦場は沖縄・辺野古。
 もとネタは、鉄道むすめのメットキャラ「金沢あるみ」さん。フィギュアを手に入れ、メットを白く塗ったりして遊んでいた。「あるみさん」つながりで「すのこタン。」も要チェック!
 「侵略!イカ娘」からはまったのは「ガールズ&パンツァー」…梅田解放区の隠れ「ガルパンおじさん」でもあるが、今は「はたらく細胞」の「血小板ちゃん」にハマり(おいおい)人間が朝の6時に起きれるか!という謎のコンセプトで生きている。

メールは、nishihansenあっとyahoo.co.jpまで(あっとを@に変更して下さい)
ではでは(^^)

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